晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

ピート・テオのQ&A@TOKYO FILMeX

今年のFILMeXは昨日から始まっているが、私は今日から参戦。今日は、3本。マレーシア映画「夏のない年」、香港映画「密告者」、中国映画「溝」。正直、3本連続で観て疲れた。内容的にも脳天気に「あー、おもしろかった!」というようなものでもなかったので…

山形国際ドキュメンタリー映画祭「アジア千波万波」、プログラム出ました。

http://www.yidff.jp/2009/program/09p2.html でも、まだデイリースケジュールが出ない(笑)。 中国作品、おもしろそうなのが多い気がしますが、しかし長い。「玉」だったらいいけど、「石」だったらつらいだろうなあ。 まあ、山形には「鉄西区」という前例…

「瘋狂的賽車」@9:00pm, 香港文化中心

寧浩の新作。「賽車」って自動車レースのことかと思っていたら、自転車レースのことでした。 スピーディなコメディとはいえ、中国大陸の映画であんなに香港人が大笑いしているのを見たのは私は初めてだったので、ちょっとびっくりした。隣の席の若いにいちゃ…

「紅日風暴」@2:00pm, 香港科学館

Sさんと別れ、私はまたスターフェリーに乗って九龍側に戻り、香港科学館へ。ここで14時から「紅日風暴」を。小川紳介の薫陶を受けて「満山紅柿」を撮った彭小蓮監督による2時間あまりのドキュメンタリー映画。 上映の後、ティーチイン(というか、「討論会」…

香港国際映画祭のラインナップ

出ましたねー。 http://www.hkiff.org.hk/chi/film/section.html アン・ホイの新作がオープニング上映でかかります。→「天水圍的夜與霧」 ……あ、「日與夜」をまだ観てないんだった。こないだ香港で買ってきたDVDを早く観なければ。 オープニングはこれと「新…

「文雀」ほか

今年は映画祭やら特集上映があってもなかなか足が運べないことが続いていますが、今日の「文雀」は前から楽しみにしていた一本で、休日にも関わらず、会社に行くのとおんなじ時間に起きて(笑)、いざ出陣。 一昨年は「エレクション(黒社会)」「エレクショ…

本日はフィルメックス。

一日、有楽町です。

フィルメックスのチケット取り

今日は東京フィルメックスのチケット一般発売日。 ジョニー・トーの「文雀」はプレリザーブで予約済みなので、「ウェルカム・トゥ・サンパウロ」「サバイバル・ソング」「黄瓜」「完美生活」をチケぴのサイトで購入。10分ほどで手続き完了。TIFFの時は全然つ…

「Orzボーイズ」「追憶の切符」@アジアフィルムフェスティバル

NHKが毎年この時期に渋谷でひっそりと(笑)やっている、アジアフィルムフェスティバルで2本観てきました。 「Orzボーイズ(原題:囧男孩)」。台湾インディペンデント映画としては記録的な大ヒット中、の作品なのだそうです。 台湾の、とある小学校に通う悪…

東京フィルメックス、ラインナップ出ました

昨日金馬影展のことを書いてたら、今日はフィルメックスのラインナップが出ました〜。詳細はフィルメックスの公式サイトをどぞ。 http://www.filmex.net/ ジョニー・トーの「文雀」、上映されますね。台北に行かなくても観られてよかった(笑) 個人的に楽し…

台湾金馬影展

行けないけど、メモメモ。 今年の金馬影展は11/6〜21。ラインナップは結構心そそります。 オープニングとクロージングは台湾映画。今年のカンヌに出品した「停車」は張震とグイ・ルンメイ主演。 年度華語電影では、ジョニー・トーの「Sparrow」をやりますよ…

今年の東京国際映画祭

昨日は、東京国際映画祭のチケット一般発売日でした。 体調を崩していたため、店頭に並ぶのはあきらめ、家からネット予約。19日(日)のパン・ホーチョンは2分で完売。どのみち私は見に行けないんで、旦那さんのために予約を試みてみたのだけども、だめでし…

福岡アジア映画祭

久しぶりにホームページ(http://www2.gol.com/users/faff/faff.html)に行ってみたら今年のプログラムが出ていました。 あいかわらず韓国映画が充実。あ、でも『チチハルの時限爆弾』はちょっと観てみたいかなあ。

香港国際映画祭

今年は映画祭開催期間に香港に行くのはちょっと厳しい……。 いくつかの香港映画は4月下旬に劇場公開されるときに観られそうなんだけど、1本だけこれは映画祭じゃないと見られないんじゃないか?と思われるものが。 如果‧愛在寶萊塢/Om Shanti Om タイトルだけ…

東京フィルメックスのチケット発売

今日はフィルメックスのチケット発売日。ジョニー・トーの「放・逐」は友人のL姐がチケットぴあのプレリザーブで一緒に購入してくれ、残りについてL姐と同時に見るものは共同戦線を張る。 朝8時半ごろ、店頭に行くと4番目。私より前に並んでいた3人はポル…

「帰郷」

張揚監督の新作。舞台挨拶(ティーチイン?)の時に司会の人が「張揚監督の日本公開作品を3本ともご覧になった方?」と呼びかけていたのだけど、「スパイシー・ラブ・スープ」「こころの湯」まで思い出せてあともう1本がわからなかった。後で調べたら「胡同…

「タイペイ・ストーリー」

侯孝賢を追ったドキュメンタリー「HHH」で、陳國富がエドワード・ヤンや侯孝賢と過ごしたあの頃に戻りたいと言っていたことをこの映画を見ながらしみじみ思い出した。 ちゃんとした映画なのに、顔見知り(?)が出ているせいか、どこか同人映画みたいなにお…

「遠い道のり」

上映前に舞台挨拶、上映後にティーチイン、しかも両方とも監督と主演の役者2名。なんだか豪華。 最近台湾映画ではやりの題材、台湾東海岸で自分探しの映画。と書いてしまうとつまらない映画のように思うけど、つまらなくはありませんでした。手放しで素晴ら…

李立群2本立て!?「光陰的故事」「恐怖分子」

東京国際映画祭1日目。 私にとってのオープニングフィルムは「光陰的故事」。楊徳昌監督追悼特集の1本。 上映に先立ち、今年から交代した「アジアの風」部門プログラミングディレクターの石坂氏からご挨拶。このあたり、交代したんだなあと感じさせる。前…

予告編。

Youtubeで見つけたので貼り付けておく。 「遠い道のり」 「帰郷」

東京国際映画祭、チケット発売日。

なんとか頑張って、チケット購入しました。 今年は隔年恒例だった山形国際ドキュメンタリー映画祭に行けず、……山形だったらチケット購入は楽ちんなんですけどねえ。チケぴが空いてて。そうはいっても長く生きていればこういう年もあるよね。というわけで、頑…

東京国際映画祭と東京フィルメックス

しばらく日記をさぼっていましたが、途中の出来事をいろいろ埋めて復活しました。 シンガポールと香港での夏休み中に仕事の面でいろいろトラブルが起こっていて、休み明けからフル稼働して、なおかつ家族にもいろいろなことが起き……あっという間に9月が終わ…

YIDFF2007-インターナショナル・コンペティション

久しぶりに山形国際ドキュメンタリー映画祭のホームページを確認に行ったところ、インターナショナル・コンペティションのラインナップが出ていました。 →http://www.yidff.jp/2007/program/07p1.html 「鉄西区」の王兵監督の新作「鳳鳴(フォンミン) ― 中…

「中国映画の全貌2007」

新宿K's cinemaにて。昔の昭和館です。 K's cinema http://www.ks-cinema.com 中国映画の全貌2007 タイムスケジュール http://www.ks-cinema.com/china.html 実は意外と見てないものが多いので、がんばって通おうかと思います。新旧74本! 7月21日〜9月7日の…

第16回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭

来月開催される、L&G映画祭、クロージングが「永遠の夏*1」です。 昨年の東京国際映画祭で観ましたが、実はもう一度観たいと思っています。今回観ようかなー、と思っていたのですが、一般公開もされるみたいなので、そちらで観る予定。一般公開される方を応…

香港国際電影節

昨日は、とある中華系の飲み会だったのだが、この日記の読者の方に二人も会ってしまい、ちょっと恥ずかしかった。 このような妙ちくりんな日記ではありますが、これからも気長に読んでやってください。いや、本当に、書く暇のない日が多いのです(<言い訳モ…

「エレクション(黒社會)」@東京フィルメックス

さ、寒い。冬の雨は寒くて嫌いだ。 そんな陰鬱な冬の雨の日に、これまた明るくない(笑)「エレクション(黒社會)」を見に行く。 ……いやあ、ジョニー・トーの本気映画は本当によく仕組んでありますねえ。パーツがきちっきちっと組み立ててある感じ。 そして…

「三峡好人」@東京フィルメックス

本日から開催される東京フィルメックス。もう第7回になりましたかー。 簡単なオープニングセレモニーの後(今年も司会はJ-WAVEの福之上達也さん)、オープニングフィルムはこれまたフィルメックス常連の賈樟柯(ジャ・ジャンクー)「三峡好人」。 三峡ダム…

東京国際映画祭第8日「分かち合う愛」「ガレージ」「伊莎貝拉」

私的には本日が最終日。映画は今日でおしまい。 ■「分かち合う愛」(インドネシア、120分) インドネシア映画。一夫多妻にまつわる3つのストーリー。それぞれの登場人物はどこかでつながりがあるような構成。数日前のハワイ映画祭でグランプリを取ったとい…

東京国際映画祭第7日「私たちがまた恋におちる前に」「四大天王」「おばさんのポストモダン生活」

「四大天王」は昼間にしかやってくれないので、しょうがなく午後半休。映画館の外でパン・ホーチョンが香港のテレビ番組の取材を受けているところに遭遇。 ■「私たちがまた恋に落ちる前に」(マレーシア、100分) 延々モノクロで、無機質な演技の連続で一瞬…