晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

ご当地チェック。

ネットサーフィンしていたら行き当たった「ご当地チェック」(http://www.linkclub.or.jp/%7Ekeiko-n/go.html/gototi.html)。山口県をやってみました。


■たしかに「おいでませ山口へ」は、歴史に残る名コピーだと思う。
 思う。
■しかしながら、完全に死語と化している「おいでませ」をあちこちの観光地の看板に表記してあるのは恥ずかしい。
 うーん、それはないけど、イントネーションが東京弁になっている発音は気になる。
 あれは、「で」と「や」にアクセントがつくのが正しいのだが。
松下村塾を開いた吉田松陰を尊敬している。
 萩の人ほどではありませんが。
 萩人は「吉田松陰」と呼び捨てにはしません。「松陰先生」。
よさこいが好きだ。
 え、いつから山口でよさこいが?
伊藤博文から佐藤栄作など、過去に7人の首相を輩出したことは大いに自慢だが、ここ30年以上途絶えていることがとても悔しい。
 いや、別に。もう新幹線も高速道路も、その他のいろいろな設備投資も十分してもらったんでは?
■ふくを食べるなら下関の唐戸市場だ。
 下関にいたころはふぐは食べたことがありません。東京に来てからだ。
■会話の中で「ぶち」を頻発する。
 あー。東京に出てくるまではそうでした。「はー、もう今日はぶち腹が立ったっちゃね」
■「山口きらら博」は、なかなかよくやったと思う。
 そうですね。行かなかったけど。
海響館に行くと食欲がわく。
 まだ行ったことがないんですー。入口までは見たことあるんだけど。
 前の水族館を愛していた私としては、次回帰省時には絶対に行く。
■いまだに会津が憎い。
 うーん、実感ないですねえ。
■語尾に「〜っちゃ」をつけまくり、「ラムちゃんみたい」と言われたことがある。
 ある、ある、ある。
■全国最小の県庁所在地という事実は少ししょぼいと思う。
 うーん、でも山口は住みやすくていいところですよ。学生時代は「こんな田舎はいやだー!」って思ってたけど。
 山口は環境もいいし、県庁所在地だからいろんな行政サービスも発達しているから、山口市内に家を建てて、就職は防府とかで、というのが理想らしいですよ。
■「やまぐち」の「や」にアクセントをおくと山口市、「ま」におくと山口県のことをいう。
 わーははは、それはそうだ。「い」わくに、とかもそうだねえ。
■日本で現役最古の電車「クモハ42形電車」をわざわざ見にやってくる鉄ちゃんが不思議でしょうがない。
 え、どこに?って思わず検索しちゃいましたよ。
 小野田線……山口県人でも乗ったことのない人はいっぱいいるね。
■下関は、なんでもかんでもふぐをトレードマークにするのはいいが、公衆電話の上にまでふぐが乗っているのは、少し恥ずかしく思う。
 え、そうですか?可愛いじゃないですか。
 それより、赤間神宮の前の電話ボックスの上に乗っているミニチュア赤間神宮の方が問題だと思う。
■さらに下水道の蓋までふぐを使うのはどうかと思う。
 あのデザインは可愛いから私は好き。
■名古屋の青柳ういろうに、対して強いライバル心がある。
 ある。つーか、ぜったい外郎は豆子郎の方がおいしいよ!
■「防府天満宮」は日本三大天満宮 のひとつだが、クイズの問題にされるくらいほかの2つと知名度の差があるのが悔しい。
 そうですね。
 とはいえ、私も受験前には太宰府天満宮に行っていたからなあ。
ファーストリテイリングユニクロ)の本社があることが自慢。
 自慢ではないけど、昔のまだしょーもなかったころのユニクロを知っているのは自慢。
 ユニーク・クローゼット・ハウスって言ってたよね、当時は。
■「ひ〜とつ…」の豆子朗の歌が歌える 。
 全部は歌えない。でも「豆子郎さん通りゃんせ〜」のところは好きだな。
■岩国の駅にいる「白蛇」を見たことがある。
 ない!岩国に行っても絶対に白蛇は見ないようにしている。
■UBE DOGのデザインが大友克洋というのはけっこうイケてると思う。
 なんですか、UBE DOGって。宇部興産のCM?そりゃ、次回帰省時に確認しなくては。
■萩・秋吉台とともに観光ルートとなっている有名な津和野だが、この津和野が島根県下なのに山口県下と思われている点は、ラッキーだったと思う。
 でも、いちいち友人に「いや、あそこは島根県なんだよ」と説明するのはめんどくさい。
■「ありがとう」に「ます」を付けられたことがある。
 ないよ(笑)。でも、「幸せ」に「ます」をつけられたことはあるな。
 よく、小学校の頃の先生が使ってた。「幸せます」。「幸いです」「幸甚です」みたいな感じかな。
下関駅の中にある水槽のことを「水族館」と呼ぶ。
 呼ぶ呼ぶ。「じゃ、6時に下関駅の水族館の前でね」。普通じゃないの?
紡木たくの漫画「瞬きもせず」で山口弁がカッコイイと思われていた時代は遠い夢。
 そんな時代、あったっけ?でも、「瞬きもせず」が出てきたときはびっくりした。山高なんだよね。
■「なんでそんなに「ハーハー」言ってるの?」と聞かれたことがある。
 私はない。でもよく思う。「はあ、それかね」「はあ、もういけんっちゃ」「はあ、やれん」。
 山口県人の文頭に必ずつく言葉ですね。これがないと文に勢いがつかない。
■「ふく」のことを「ふぐ」と呼ばれると、躍起になって訂正してしまう自分がいる。
 躍起にはならないけど、ちょっとうんちくは垂れる。
■でも、他県の人が思うほど、ふくは食べない。
 食べないねえ。
■カードレールの色は、オレンジが常識だ。
 県道はそうだよね。
■萩に限り、ガードレールはこげ茶色である。
 え、そうなの?
■酒の肴はフグ皮キムチだ。
 なんじゃ、それー!次回絶対買って帰る!
■中学・高校時代のデートは常盤公園だった。
 中学は常盤公園だろうけど、高校は小倉とかだよ。下関市民は。
■同じ県なのに瀬戸内海側と日本海側の間には、深くて暗い溝があり、相互理解ができない。
 深くて暗いかどうかはわかんないけど、下関と岩国の人は自分たちが同じ山口県民だという意識はもってないんじゃ?
■「西京高校」のアクセントは「サ」である、「最強」ではない 。
 えー。すいません、今の今まで「最強高校」って発音してました。
■沢蟹が家に入り込んできたことがある。
 沢ガニはないけど、テレビの裏から蛇が出てきたことはある。
 ばあちゃんが箒で掃き出してくれたけど、あれがトラウマになって蛇が嫌いなのかも。
■徳山ボートというと、蛭子能収のうれしそうな顔が目に浮かぶ。
 私が山口にいた頃は蛭子さんのCMは流れてなかったです。
■背中の痒いところに手がたわない。
 たわないねえ(爆)!
 東京に出てくるまで「手がたう」というのは標準語だと思っていましたよ。
波田陽区が同郷というのは自慢していいことなのか悩む。
 文武両道・豊浦高校出身ということをどう解釈していいのか、長府高校卒業生としては悩みます。
■「岩国」のアクセントは「イ」が高くなる。
 なるね。
■夜中のドライブの句読点は「山賊」だ。
 「山賊」(笑)!やっぱうどんですか。私は「みちしお」の貝汁の方が好きです。
初代タイガーマスク山口県民なのは密かに自慢。
 しかも、下関市民さ。
■バスのルートが意味もなく県庁経由になっているのは、いかがなものかと思う。
 山口に住んでいる頃はそれなりに便利でした。
■「おはようございました」と過去形で挨拶されたことがある。
 こどもの頃、じいちゃんばあちゃんは全員そうだったよ。
■攘夷を決行しなければ、四か国艦隊下関砲撃事件はなかったかもしれない。
 それより、高杉晋作がいなかったら、彦島はいまごろ香港と同じ運命だ。
■ザビエルは「サビエル」だ。
 そうですね。サビエル高校っていうしね。
■買い物はシーモールだ。
 もちろんです。CMソングも歌えるよ。
■「かっまっぼ〜こ、かまぼこかまぼこ、かっまっぼ〜こは〜♪」の「藤光のかまぼこ」のCMソングが歌える。
 歌える!そして今この質問に答えたがために、頭の中でこの歌が回り始めましたよ。3日は止まりません。
■地元の百貨店といえば、ちまきやと井筒だ。
 でも、一昨年かな、山口行ったらちまきやはなかったよ?
■ファミレスといえば、「サンデー・サン」 だ。
 もちろんです。東京の人って「サンデーズ・サン」って言うんだよね。違和感ありあり。
 東京にもなぜかある「サンデー・サン」。よく行ったな、学生時代。
■子供の頃「はるみちゃんのわっしょい日曜日」を車の中でよく聴いた。
 車の中では聞かなかったけど、投稿したこともある。治美姫、お亡くなりになってたんですね。
■家のどこかにふく提灯がある。
 ないでしょ、ふつー。ふく凧もないぞ。
■東部、中部、西部で方言が微妙に違うのを知ってびっくりした。
 大学に入って最初におどろいたことですよ、それは!
 山口に住んだせいで、私の方言はかなりぐじゃぐじゃに混乱しました。
■疲れた時に言うセリフは「せんない」だ。
 それは周防の人の台詞ですな。われわれは「えらい」です。
 大学の同級生に「はあもう、せんない」って言われたときは何事が起こったかと思いましたよ。