晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

「のだめカンタービレ」英語版ですと?

なんと、「のだめカンタービレ」の英語版が出るそうですよ。
Nodame Cantabile 1
あの「ぎゃぼー」って言葉をどう表現するのだろう?買いですかね、これは。


「のだめ」を読むようになってから、またクラシックを聴くようになったなあ。
こどもの頃、小学館から出ていた「世界の音楽」という12枚組のLPがうちにあった。それぞれ「ピアノ曲集」とか「世界のマーチ」とか分かれていて、それぞれに作曲家の伝記みたいなのが掲載されていた。日曜の朝になると、たぶんあれは英才教育のつもりだったと思うのだけど、朝からピアノ曲集のLPががんがんかかっていた(その頃ピアノを習っていたので)。モーツァルトの「トルコ行進曲」とかシューマンの「トロイメライ」とかシューベルトの「楽興の時」とかメンデルスゾーンの「春の歌」とか。ヘビーローテーションでかかっていたのは第1巻の「ピアノ名曲集(1)」だったのだけど(単に第1巻だったからヘビロテなのだろう)、ピアノ曲集なのになぜかヘンデルの「調子のよい鍛冶屋」(チェンバロの曲)、バッハの「小フーガ」(パイプオルガンの曲)が最後に混じっていた。


小学校時代は器楽合奏、中学時代はブラスバンド、高校時代は合唱部、と一貫して音楽に関わっていたのに、高校卒業以降は少し離れてしまっていた。
また聞くようになったのはやっぱりのだめの(というよりは千秋の)おかげかなあ。「のだめカンタービレ」の中で、千秋がピアニストとして巨匠シュトレーゼマンと共演するパートがあり、やったのはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。これは、一時どうしたかというほど聞き込みました。アシュケナージのCD。「ラプソディ・イン・ブルー」(Sオケが学祭の仮装オケでやった)も聞いたなー。
そんで思い出したのは、そういえば私はみんなでやる音楽が好きだったんだってこと。


小学校では1年に1回、市内の小中学校が集まってやる音楽祭があって、そこに出るために臨時器楽部みたいなのができて、夏休み前から練習をしていた。毎年やる曲は決まっていて、うちの小学校は歌劇「ストラデラ」序曲、隣の小学校が「セビリアの理髪師」。私はソプラノアコーデオンで、一人で弾くとか細い音なのだけど、みんなで少しずつ重ねていくと分厚い音になっていく、その響きあう感覚がすごく好きだったのでした。
そういう音楽の楽しみみたいなの、今は忘れているなあ。音楽をやるには都会の住宅事情はきびしい。


でも、いつの日か、電子ピアノでいいからピアノを持ちたいと思っている私なのだった。