晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

「anego」

晩ごはんの後、久しぶりにテレビを見た。NTVの「anego」の最後15分くらいを見る。…イタいドラマだなあ。
今でも商社って、あんな男尊女卑の世界なんだろうか?
うちの会社もさすがにあそこまでじゃないなあ。
でも、IT系の部署って、竹を割ったような女の集まりだよなー。なんでだろう(笑)。


このところうちの会社も年度替わりで、部署異動や組織改編もいろいろあって、不安に思っている女の子もいるらしく、「○○部に行った××ちゃんとかが言ってたんですけど、“女の子はそんなにガシガシ働かなくてもいいんじゃないの”とか言われるらしいですよー。なんか、そういう人たちともし一緒になって仕事するかと思うと不安なんですよねえ」とか言うので、「でもさー、もしそういう人たちと一緒の部署になって、同じようなこと言われたとしてさー、○○さんとか△△さんとか□□さんとか、そんなこと言われておとなしくしていると思う?」と言い返したら笑っていた。
そう、うちの部は竹を割ったような女が多いのだ。


こないだも飲み会でべろべろに酔っぱらった営業部長に「葉月さんっ、これからもよろしくっ」とか握手を求められた。最近、とある案件で、営業部とうちの部は折り合いがついていないのだ。にっこり笑って手を握り返しつつ「でも、次回も私、文句言いますよ」と言ってみたところ、「う、いや、それはね、やっぱりね」としどろもどろになっていた。その前に2回、ミーティングがあったのだけど、どうしても営業部はうちの部を説得しきれないのである。まあ、今さら20代のおにいちゃんにごまかされるようなかわいい女の子はいないなあ、うちの部(笑)。それにだいたい、もう営業部長の上の事業本部長にも根回ししちゃったし。


まあ、でもうちの後輩たちの気持ちもわからないでもない。確かにすっごく文化が違うから。こないだ、とある男性に「飲み会で男女混合だったらどうやってお勘定します?」と聞かれたので「割り勘で。上司だろうが男性だろうが、一律頭割りしますよ」と言ったら激しく驚かれました。「そおなんだー!」とか。驚かれる方が驚きでしたけど。ああ、価値観違うんだなーって。
だいたい、飲み会の時に多く払うっていうのはその人はお給料を他の人よりも手厚くもらってて、仕事の面でもまあ上に立っていていつも他の人にいろいろやってもらっていたりするからでしょ?男性が多く払うっていうのは、給与に男女差があったり、女性は男性のアシスタント的にしか働けない職場だからだと思ってました、わたし。
男女に仕事上の差別がない会社だったから、そもそも男の人におごってもらうという発想がなかったし、私より年上の男性もほとんどいなかったし(爆)。
価値観が違う、っていうのは不安をあおるよね。仕事であっても男女の間であっても。