Return to Flight
スペースシャトルの打ち上げ再開。14日午前4時半ごろ、だそうだ。
今回搭乗する野口さんは2回、延期を食らっている。その間、ずっと士気を落とさず訓練し続けるのは大変だったことでしょう。
今回は何するのかしらん、とネットでいろいろ見ていたら、国際宇宙ステーションにドッキングするらしい。
国際宇宙ステーションといえば、去年、滞在している宇宙飛行士に食糧不足から「食べるのを減らすように」という指令が下ったというニュースがあったような。あれはその後どうなったんだろう。
で、いろいろ見てみると、こういうことらしい。
- 国際宇宙ステーションは、だいたい半年交替で宇宙飛行士が入れ替わる。
- その宇宙飛行士はアメリカ人1名、ロシア人1名の2名(以前は3名常駐だったのだが、前回のスペースシャトルの事故でアメリカがシャトルを飛ばさなくなったので、減らしたらしい)。
- で、去年の春から秋にかけて滞在した2名が、備蓄まで食べてしまったらしい。
- 食べるのはかまわないんだけど、食べたらちゃんと管理ノートみたいなのに記録を残さないといけないのに、そいつらは残していなかったらしい。
- で、残していなかったもんだから、秋に交代した次の二人は気づくのが遅れた。
- しばらくたってから気がついて、あわてて連絡したら、クリスマスの頃にロシアの無人輸送船が持ってきてくれた。
- その間は摂取を5〜10%減らすように言われていた。が、なぜかデザート系のキャンディとかは結構残っていたので、それを舐めたりしていたらしい。
う〜ん、笑っていいのか悪いのか。このお腹をすかせていた宇宙飛行士のアメリカ人飛行士の方は中華系。中国人にとって、宇宙食って耐えられるのでしょーか?
しかし国際宇宙ステーションって、気の合わない二人が組まされたりしたら悲惨だな。地上400キロで半年間ふたりきり。みゅう。
国際宇宙ステーションへの補給はもっぱらロシアが引き受けていたようです。宇宙飛行士の交代はソユーズで、食料とか圧縮酸素とか水とかは無人輸送船が持って行き、帰りはゴミを積んで帰ってくるのだそうだ。
宇宙開発っていうとなんだか壮大だけど、意外と生活感あふれてたりするのね。