JAL名人会
定時で会社を飛び出して、清澄白河へ。招待券が当たったのでJAL名人会に行くのだ。JALカードのWEBプレゼントで当たったのだ。
会場は深川江戸資料館小劇場。江戸の下町の情緒が残っているエリアで、江戸の長屋の住人たちの話を聞きます。
この落語会は、JALの機内放送用の収録なので、マクラのネタにも飛行機の話がちらほらと。
トリは志の輔。妹がお殿様の側室となってお世継ぎを産んだというので、お屋敷に呼ばれた徳三郎の話。相手が誰であろうと飾らずかまわず、大らかな江戸の職人さんのお話。笑わせたりしんみりさせたり。
初めて生で聴きましたが、うーん、感じ入りました。前座からだんだんに進んでいくと、後ろに行くほど話芸がうまいのが一目でわかりますね。人物の演じ分けが「演じ分けてます」って感じがなく、自然な感じ。そこにいるのが志の輔ではなく徳三郎であるように思えてしまう。いやいや、堪能させていただきました。