晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

久しぶりの山登り

というわけで、山頂から画像メールなど送ってみたわけですが、久しぶりの山登りは辛かった。
足がきついだろうなあというのは想定していましたが、何よりも心肺機能がこんなに低下しているとは!ちょっと上りを歩いただけで息があがる〜。びっくりした。中・高時代、ブラスバンドや合唱で鍛えた肺活量がすっかり失われていたのはちょっとショック。それでも休み休み登っていく。ほとんど山頂近くまで車であがれちゃうので、実際に登った距離は200メートルそこらだと思うんだけど、結構な山道でよい運動になりました。
山頂は結構広く、でも何もない。何もない分見晴らしはパノラマ。爽快。諏訪湖が綺麗によく見えました。残念ながら八ヶ岳方面は雲がかかっていて見えなかったけど、景色はすばらしかったなあ。犬を連れて登っている人が何人か。あと、中高年のご夫婦(って、うちも立派な中年夫婦なんですが)の登山客が多かったですね。


さて、下り。大阿原湿原を見に行く。ここまではよかった。ここから沢を下っていくのだけど、なんかインディ・ジョーンズじゃないんだからさ、って感じの冒険コース。本当にこれ道なの?と思っていると、丸太橋が組んであるので「……人間の作った物があるのね……」とあきらめて歩く。歩く歩く歩く。なんとか沢から脱出できたが、その後、「じゃ、牧場でソフトクリームを食べよう!」と牧場に向かうがいつまでたっても牧場が現れない。大丈夫か?と思った頃、牧場登場。しかし、牛がいない!さっき山頂からは牛がいるのを見たのに、どこにもいない。牛糞は落ちているのに!(笑)ソフトクリームも売ってないしさ。いつまで歩くんじゃー!と思っていた頃に、車を止めていた駐車場のところまで戻ってきてました。ぐるーっと一周するコースだったと。あ、ソフトクリームは無事食べられました。駐車場のそばにある「マナスル山荘」で。おいしかった。


あー、疲れも癒えたし、じゃあ戻りますかね、と車でゆるゆる下りていたところ、途中、カーブのところで手を振る人がいる。車を止めたところ、「すみません〜、下の駐車場のところまで乗せていってくれませんか?」という初老前くらいのご夫婦だった。われわれのように日和って山頂付近まで行かず、下の方の登山口に車を置いて登っていったそうなのだが、下りの途中で力尽きたのだそうだ。1時間近く下ったのにいつまでたっても駐車場にたどりつけないので道を間違えたかと思って不安になった、とおっしゃっていたが、登山ガイド本によると、その下りは95分と書いてありましたよ。我々が乗せなかったらまだその後30分以上歩かないといけなかったのでは。てゆーか、あそこから登ったって言うのがすごい。
次回はもっとへばらないように私も身体を鍛えておこう。と固く誓ったことであった。