晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

「英語できる女性、年収4割高い」

自分の人生で幸せだなあと思うのは、これまでの仕事の中であまり男女格差というのを感じてこなかったこと。
例えば、待遇とか給与の差とか。実際にはあったのかもしれないけど、同僚のお給料がいくらかなんて知らないし、社内でそのことが問題になるとか、女性が常に不満を持っているとか、そういうことはなかった。その代わり、仕事も格差なくやる職場ばかりでしたが(^_^;) 


今日ニュースを見ていて、ある調査結果を見てびっくりした。世の中、男女の給与格差ってこんなに大きいの?


英語できる女性、年収4割高い 1万4千人調査


英語ができるとそんなに年収違うわけ?と思いながら読んでいたのだけど、そのことよりもこっちにびっくりした。

 英語を使う人と使わない人の平均年収は生のデータでは男性が642万5523円と521万4318円。女性が292万117円と227万6561円。英語以外の能力が同一になるように統計的に処理した結果、使う人は男性で18.2%、女性で40.2%高くなった。



……350万円も年収が異なる???


この調査はリクルートワークス研究所の2000年度版「ワーキングパーソン調査」に基づくということだったので、どういう人たちに聞いたものなのか、調べてみた。


ワーキングパーソン調査 2000年 リクルート ワークス研究所 Works Institute


「首都 50km圏内(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県)で正規社員、契約社員・嘱託、派遣、パート・アルバイトとして就業している18〜59歳の男女」が対象となっており、男性7に対して女性は3の割合。女性の51.3%は18歳から29歳までという年齢層だけど、男性は34歳まで足しても50%に満たない。という感じ。男性側は広くまんべんなく調査範囲が広がっているが、女性は若い人を集中的に母数に入れているような印象だ。
だったらそりゃー格差も出るだろう。あー、びっくりしたよ。


でもこうやって数字だけ見ると「をを、英語やらなくちゃ!」とか思っちゃいますな。


さて、中国語ができると年収はどれくらい高いのだろう(^_^;)