音で字を伝えるのはむずかしい。
とか言ってたら、金子修介監督本人のブログを発見。→金子修介の雑記 "Essay"
1月27日のエントリーはその名も「デスノート」で、さっくりと「『デスノート』を映画化することになった」とだけ書かれているわけですが、その後半の、金子監督のお父さんが今から40年前に中国に行った時のエピソードがおもしろかった。
息子の名前を説明するのに「修正主義の修の字を使っている」というお父さん。きっと、わかりやすい説明をしたつもりだったんだろうけど、中国の皆さんに気を遣わせてしまったという話。
名前の漢字の説明は意外と難しい。日本人相手でも間違えられることがあるしね。
スペルアウトも難しい。仕事柄、電話でお客様にアルファベットのスペルアウトをしなければならないことが多いのだが、これがなかなか。
伝統的に使われているものもあるのだろうけど(例えばKDDIとかで)、うちのお客様にわからないと意味がないので、誰でもすぐに思いつくものを使っている。例えば「AmericaのA、BookのB、CanadaのC」とか。
で、なかなかいいのが思いつかないのが、Q。
「QuizのQ」とか「QueenのQ」とか「Q&AのQ」とか、いろいろ試してみるのだが、一発で通じないことが多い。
そういう中、わりと通用率が高いのがこれ。
「オバQのQ」。
……藤子不二雄は偉大だ。
前の職場で一緒だったにーちゃんは、航空会社オタクだったので、スペルアウトは「アルファ・A、ブラヴォー・B、チャーリー・C、デルタ・D……」だった。なんか、このスペルアウトを聞くと軍事的な匂いを感じてしまうのはなぜなのでせう。