晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

初めて車を動かす@第4日

モータースポーツ」って言葉がありますが、運転ってスポーツなんだなあ。と本当に思った2時間でありましたよ。

正直言って、あんまりうまくできた実感がない。

今日は、まず車のドアを開けるところから始まって車を走らせるまで、車を止めてから降りてドアを閉めるところまでを先生がまずやってみせてくれた後、運転席と助手席を交代。
座席の位置やミラーの位置を決めたら、「はい、じゃあエンジンかけてください」。うおー。ブレーキペダルを深く踏んで、チェンジレバーを「D」に入れて、ハンドブレーキをはずしてキーを回すと、エンジンがかかった。その瞬間、ブレーキペダルを踏んでいた足が深く沈み込む。なんか、エンジンの音がするよりも、足がずん、と沈み込んだ時の方が「ああ、車が動く〜〜〜」と思って怖い。音よりも触感の方がより直接的ってことかなあ。

アクセルをどのくらい踏んだらどのくらい進むのか、ブレーキをどのくらい踏んだらどのくらい減速するのか。
カーブを曲がるときはどんなタイミングでハンドルを切るのか。
そんなことに慣れる前に、はいあれやってこれやってと指示が多い。そしてあっという間に1時間(つーか正味50分)が終わってしまう。

とりあえず、この時間にできたこと。車を動かすこと、止めること。
うまくできなかったこと。カーブを曲がる時に、なぜか曲がる=ハンドルを回し続けると思っていて、回りすぎてしまう。何度もやってようやく最後になって、あ、ある程度回した状態で止めてたらいいのか、と気がついて最後にちょこっとできたようだが、うーん、あんまり自信がない。
あと、この時間はどうしてもブレーキを踏み込んでしまって、がくん、と止まってしまうのが直らなかった。

2時間目。先生が替わって今度は左折をやる。
これがねえ。難関がたくさんありました。まず1時間目の目標は「動かすこと」「止めること」をマスターすることだったので、車を発進させるときに右に出るとか、止めるときに左寄せするとか、そういうのはやっていなかったのだけど、今回はそれをやるわけです。うわおー。右に出るのはいいんだけど、左寄せがへたくそ。運転席にいるときの位置感覚がつかめていないんだよね。
一旦停止も、停止線の感覚がつかめない。あうー。

ブレーキの踏み方について先生に質問したところ、ブレーキペダルの使い方が違う、と指摘される。アクセルと違うから、足首で動かしてはいけない。膝を使ってください。……理屈ではわかるんですが。「座る位置が悪いと思いますよ。もうちょっと前に座席を持ってきて」。あ、なるほど。
「これは感覚だから何度も運転してみて覚えるしかないですね」と言われて、ブレーキペダルにおいた足の力をわずかに抜いたり入れたりして、どのくらいで自然に止まるのかをさぐる。前の時間よりはうまくできるようになった。しかしながら、どの程度踏むのかはその時のスピードにもよると思うので、きっとまだまだ模索しないといけないだろうなあ……

今日困ったこと。先生の言う感覚がつかめない。「もっと車を真ん中に持ってきて」。車を真ん中……持ってきてるつもりなんだけどなー。
後から思って、まずいなあと思ったこと。今日は全然サイドミラーを見ていませんでした!もうねえ、前見て運転するだけで必死ですよ(笑)。帰りのバスの中でテキストを読み返して、あ、そうか左寄せの感覚って、サイドミラー見ないとわかんないよね、と気がついた。でもそんな余裕なかったよ。同じ時間に模擬コースを走っている二輪の教習車やら大型バスが近寄ってくることに気を取られて必死でした。二輪の人たちは怖かっただろうなあ、私の運転(笑)。

ああ、不安。全然身に付いた感じがしないよ。なのに、もうはんこを二つももらってしまった。次回は右折と坂道です。まじで?

これまではずっと学科だったから、なんかこの調子でさくさく行くかしらん、るるる〜とか思ってたんだけど、今日は路上がとてもとても遠くに感じました。いや、なんかね、陸上競技場みたいなところで1時間ぐらいぐーるぐる回る練習したいくらいです。身に付くまでにはすっごい時間かかりそう……。