晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

みきわめ@第10日

今日の1時間目。インストラクターはライダースーツの女性。前の時間、二輪教習をしていたらしい。
7月21日からインストラクターはみんなお休みが取れなくなってしまうので、それまでに休暇を取るように言われているそうで、インストラクターの出勤そのものが少ないようだ。なので、教習が続いて大変そう。

さて。今日はまず、「急な加速と急発進時の処置」。段差に乗り上げる練習。専用スペースに車を入れてもらって、実際にやり方を見せてもらってから自分でもやってみることに。
運転を交代するので外に出たときに、実際の段差を見てみる。結構高い。でも、その先の壁までは結構距離があるので少し安心。段差の先にはポールが並んでつり下がっているが、そのポールは壁からは1メートルある。車の中から見ていると、すごく近く見えたんだけど、ちょっと安心した。

 「先月かな、教習中にあの壁突き破った車があるんですよ」
 「ええっ!?」
 「すごかったですよー。壁突き破って向こうまで出ちゃって、フロントガラスが割れちゃって」

……聞くだけでもおそろしいぞ。それにしても、段差から壁までは1.5メートルくらいありそうなのに、突き破っちゃったってことは思いっきりアクセル踏んだんだよね。きっと頭が真っ白になっちゃったんじゃないかなあ。ブレーキのつもりでアクセル踏み込んじゃったんでしょうね。他人事じゃないかも。

前向きと、後進と、2回ずつやってみたけど、まずまずでした。

さて、次の時間は「みきわめ」。なんかね、自分でもしみじみしますよ。うーん、みきわめまで来たかーと。
「緊張しなくていいですよ。最初の30分くらいは流していきながら質問受けたり、説明したりして、あとの20分でみきわめをやります。普通にやれば大丈夫です」
そうインストラクターの方に言われて、まあ、だめもとでのんびりやりましょ、と車をスタート。

「苦手なことありますか?」と聞かれたので、正直に「クランクが苦手です」と答える。そこで、クランクに関するいろいろな説明を受ける。所内のコースにはクランクとS字が2カ所ずつあるが、修了検定では1カ所ずつしか通らないこと、クランクもS字も右折から入っていくこと。入るタイミングがうまくつかめない、と言うと、前輪が角にさしかかったところで右折にハンドルを切るようにすると左寄りに入れるよ、といわれる。ふむ。

久しぶりに乗るためか、先週まで結構つかめていた、ゆるゆるとしたブレーキがうまくいかない。やっぱ1週間空くのは大きいな。

もし前につっかかったり、後ろがやばいなと思ったら切り返せばいいんだから、それは減点にはなりませんよ、と言われて少し安心。「クランクのこつは絶対に通り抜けてやるという強い意志」という言葉にちょっと笑うが、案外そんなものかもしれないですなあ。火事場の馬鹿力。

タイヤの位置もちょっとわかってきたかもしれない。実は授業には入る前に車をしげしげとながめて、車の先端と自分の間ぐらいにあると思えばいいかなーとだいたいの見極めをつけていたのだった。

「みきわめは合格をあげましょう。いつも通り運転していれば、修了検定は大丈夫ですよ。緊張しないでがんばってくださいね」

うおーーーーー!みきわめ合格しちゃったよ。びっくり。

帰りに事務所によって、修了検定の予約をする。はやく受けた方がカンが鈍らないと思い、早めに入れてもらった。

そんなわけで、あさって、19日が修了検定です。ふー。