晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

修了検定@第11日

今日は修了検定の日。早めに教習所に行き、コンピュータルームで仮免の練習問題を解く。

時間になったので、集合場所へ。今日の受験者は14人。たぶん私が最高齢(笑)。
視力検査の後、簡単な説明を受ける。「クランクで縁石に乗り上げても、そこで切り返しすればOKですから。1回のクランク、1回のS字で3回まで切り返しはOKです。4回やったらそこで検定は終了になります」おお、なるほど。なんか「縁石こすったらアウト」とか言われていたんだけど、それならちょっと気が楽になった。

なんか質問ありませんか?というので「直線コースで時速30km出してくださいってことでしたけど、少しでもオーバーしてしまったら速度超過なんですか?」と質問してみたところ「今は30km出してくださいとしか言えません」と返されてしまった。……けち。だって、30km/h超えたら減点ってさっき言ったじゃないかー。30km/hぎりぎりまで一瞬出せればいいのか?わかんないじゃないのよ。

わかんないまま、所内コース中央の待合所へ。ここに14人が並んで座っていると、なんだかサウナのようだよ。
検定は3人1組。1番目の受験者が運転し、2番目の受験者は後部座席に。3番目の受験者は1番目の受験者が終了して戻ってくるまで待合所で待機。私は3番目でした。
待っている間、壁に貼ってある検定コースのルートを見る。スタートして周回コースに入ったら最初に障害物迂回。この障害物迂回は左カーブ曲がってすぐにあるので、ウィンカー出したりよけたり、忙しくてあまり好きじゃないのだが、最初に来るのか。じゃ、気持ち的に楽だなー。
S字は2カ所あるが、1カ所はT字路入ってすぐ右折、という変な入り方で嫌いなのだが、その嫌いなコースが指定されていた。げげ。

私たちのグループの車は5組の中でいちばん最後に出発したのだが、なぜか3番目くらいに戻ってきた。1番目の受験者は大学生くらいの男の子だったが、やっぱり男の子はさくさくと運転できるのかなあ。

後部座席に乗り込む。2番目の受験者はやっぱり大学生くらいの女の子。たぶん本人は緊張しているんだろうけど、ぜんぜん表情に出てこない子だった。落ち着いて運転しているように見える。クランクもすーっときれいに抜けていった。

さて、私の番が回ってきた。検定員の先生が1番目の受験者の男の子を呼んで後ろに乗らせる。私は自分だけで運転できるのかな?と思っていたのだけど、それじゃ3番目の受験者が有利になっちゃうもんねえ。なんか緊張するなあ。

スタートしてすぐ右折、次の角を左折。左カーブを回りながら、前方の障害物を避けるために右に進行方向変更、よけてから左に再度変更、そのままカーブをぐるっと回って周回する。半周回ったところで左折、信号をわたってさて最初の山場、クランク。

「クランクのこつは絶対に通り抜けてやるという強い意志」という、みきわめの時に聞いた言葉を思い出す。通り抜けてやる。
入りはOK。うまく左寄りに入れた。最初の右折。だいじょうぶ、ポールにはあたらない。回れた、次。左折。ハンドルを切るのが少し遅れた。切り返すかどうか少し迷うが、いいや乗り上げたら考えよう、とそのままGo。回れた。

坂道発進もうまくいったし、坂道を降りるときのチェンジレバーの切り替えもうまくいった。心配していたS字の入りもいったん左折で入ってすぐ右折に切り替える、ということができた(それまでは左折にウィンカーを出しながらも、角からまっすぐ斜めにつっこんでいってよく注意されていた)。S字は入ってしまえば絶対抜けられる自信があったし、大丈夫だった。

あとは大物はない、と少し安心していたのだけど、しばらく走った後、見通しの悪いT字路から右折で周回コースに出るところで、曲がっている途中に、左から二輪車が来て、一瞬混乱する。左右見たのに。ただその道は左はカーブになっていて後ろまでよく見えないのだ。しかしここで止まれない。幸い、二輪の方で避けてはくれたが、検定員には「気をつけてよ」と言われる。あー、もうだめだー。
でも所内のコースでよかった。あれ、路上だったら人身事故だよ。二輪だってあんなにきれいによけてくれないだろうし。こわかった。

半周回って、スタート地点に車をつけて、ハザードランプつけてエンジン切って、検定は終了しました。

結果を待っている間、やったことを振り返る。やっぱり緊張してたなー。坂道発進とか、踏切通過とかは大丈夫だったけど、やっぱ問題はあの、二輪を見落としそうになったあれだよなー。減点20かなあ。うー。

さて、先生に3人まとめて別室に呼ばれる。「えー、結果は3人とも合格です」

「え」
「なんならもう一回やりますか?」
「いえいえ、それはけっこうです」

ふおーーーー。ここ数年でいちばん緊張した一瞬でした。いやはや。
「もうちょっと左に止めてね」。う、やっぱ左寄せはできてませんでしたか(^_^;)

14名受けて、合格したのは10名でした。よく受かったな、わし。