「Mr. インクレディブル」
夕方、新宿で旦那さんと待ち合わせて、新宿ピカデリーで「Mr. インクレディブル」を観る。
PIXERの映画は大好きだ。実はディズニーのアニメは私はあまり好きではない。なんかあの、女の子のしなを作る仕草がいやなんです。なので、最初「トイ・ストーリー」も観てませんでした。「ディズニーでしょ?CGでしょ?」とか言って。
それが、「トイ・ストーリー2」の公開近くに、テレビで「トイ・ストーリー」を放送していたのを観て反省。ごめんなさい、大変おもしろかったです。ストーリーがすごくよくできてて、夢中で最後まで観てしまいました。で、そのまま映画館で「トイ・ストーリー2」を観、「バグズ・ライフ」も観、「モンスターズ・インク」も観ました。なぜか「ファインディング・ニモ」だけは観てないけど。
PIXERの映画は、なんというかマニアの心をくすぐる何かがあるのですよ。
で、「Mr. インクレディブル」ですが。いやいやいや、おもしろかったです。愛すべきスーパーヒーローもよかったけど、私はスーパーヒーローのコスチュームを作るのに燃える、デザイナーのおばちゃんが好きだなあ。ミラノ・コレクションとかに行くような人なのに、スーパーヒーローのコスチュームというかユニフォームというか、まあ戦闘服を作るのが異常なまでに好きなおばちゃん。いいよー。
それにしても、テレビのスポットCMでは「泣けました」とか言ってましたけど、今なんでもかんでも「泣ける映画」として売る、あれはどうかと。少なくとも「Mr. インクレディブル」は泣けると言うよりはマニアのツボをくすぐるところ満載で大笑いでしたけど。
なんでもかんでも泣ける、というのはいやだなー。「僕の彼女を紹介します」も87%が泣いた!とか言われると、行く気が殺がれています。みんなそんなに泣ける映画を求めているのでしょうか?