晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

野辺山天文台

いつもはお寝坊さんな私なのに、この二日間は真っ先に目が覚めていた。なぜだ。外面がよすぎるのだろうか(笑)。
今朝はとりあえず残り物一掃の朝食。もぐもぐ。
チェックアウトして、野辺山天文台へGoだ。


「野辺山天文台」というのは正確な名前ではない。と思う。ググってみると「国立天文台野辺山」というのが正確な名前らしい。変なの。「首都大学東京」とか、今こういう倒置法みたいな名前がはやっているのだろーか。
まあ、なんでもいいんですけど、ここの天文台は電波天文台です。Radio Observatoryです。だから、望遠鏡といっても目で覗くようなやつじゃありません。こういう感じです。
野辺山といえば高原キャベツですが、キャベツ畑をバックに巨大パラボラアンテナが林立する、シュールな光景に旦那さんは大喜び。私も大喜び。原理はよくわかんないけどね。でもとりあえず電波をキャッチして、目では見えない情報を再構成するというのはわかった。あと、複数の望遠鏡を組み合わせればその分、大きな望遠鏡の役割を果たす、という考え方にはちょっとびっくり。Aという電波望遠鏡とBという電波望遠鏡が1km離れて設置されていて、同じものを観測してデータを組み合わせて解析すると、直径1kmの電波望遠鏡を持っているのと同じ結果が出る、という考え方なのだそうだ。日本は今、「はるか」という名前の人工衛星電波望遠鏡を積んで観測活動を行っており、それと日本国内の電波望遠鏡を組み合わせると、直径が地球の直径の3倍もある望遠鏡になるそうだ。なんかもう想像を絶しています。
今日はアンテナが真上を向いていて、イメージとちょっと違ったけど、間近で見られて満足。


帰り道、清里の近くでおそばを食べて、ちょこっと渋滞に巻き込まれたりもしたけど、明るいうちに無事帰還しました。