晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

久しぶりに妹とゆっくり話す

夕食後、ごろごろしていたら母から電話。最近、母と電話で話すと2回に1回は義弟(とはいえ年上)の話になる。母も年を取って年々頑固になってきたとゆーか人の話を聞かなくなってきていて、こっちが質問してもちっとも聞きたいことに答えてくれない。が、とりあえず義弟に対してなんか腹を立てているらしいことはわかったので、折り返し、妹に電話してみた。争いごとは両方の意見を聞いてみないと本当のことはわからない。
で、妹と話したわけだけど、遠くに住んでいる姉が思っているほど簡単な問題じゃないみたいなので、とりあえずあまり頭をつっこまないようにする。ただし、「あなたは手を挙げられたりとかしたことはないのね?」ということだけは確認する。
どんな関係であれば「幸せな夫婦」なのかはその二人でなければわからない。やさしい旦那さんに見えてもそういうタイプとはかけ離れていることはよくあるし、逆に気配りがなさそうに見えて、本当は奥さんのことを大事にしているという人だっているし。ただ、DVはいかん。と思うのでそれだけ確認してみた。殴られたり蹴られたり物をぶつけられたり、ということはないということなので、そうなるともう私に言ってあげられることはない。


妹は、本人はまったく望んでいないのだけど、波瀾万丈の人生を送っている。同じ親、同じ環境で育って、なんであの子はそうなるかなー、と思うが、てきとーにのほほんと生きてきた長女の私とは真反対。別に破天荒な夢や望みを抱いているわけでもないのに。
個人的な事情なのでここでは書かないけれども、私だったらキレる、と思うようなことでも彼女はさらっと受け流す。ある意味、強い。強いけど、大変な人生だよなあと思う。あんまり頼りにならない姉だけど、どうしようもないときは相談してもらえたら。まあ、あの母相手にこっちの考えを理解してもらうのは至難の業だとは思うけど。
うちの母親は早いうちに夫を亡くして女手ひとつで娘二人を育て上げて大学までやって、結婚もさせて、妹の方は子どもも3人産んだし、姉の方はなんか旦那と楽しそうに暮らしてるし、という、そのまま語れば「あらお母さん、偉いわねえ」と十中八九言ってもらえる人生なので、自分のやり方が正しいと思っているし、女たる者、親たる者、社会人たる者、かくあるべし!という基準がぱきっと決まっていて、それ以外のやり方が許せない、という人なので。それはそれで母の人生としては正しかったのだろうし、今さら老齢の母をやりこめても仕方ないのだけど、自分の夫と自分の母親が不仲で間に立たされる、というのはいやだろう。私だったら嫌だ。そう考えると、うちの旦那さんのお母さんはよい人だなあと思う。感謝しなければ。