晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

まずは台東へ

台東駅

今日は高雄へ移動する日。花蓮から高雄へ乗り換えなしで行ける特急は2本しかない。1本は朝の8時台で、もう1本は午後遅い時間で、高雄着が夜遅い時間になってしまう。
朝早いのはちょっとつらかったので、9:50発の台東行きに乗り、台東で乗り換えることにする。


旦那さんが以前から「池上で池上便當を買うのだ」と言っていて、「え、でも池上の駅前にあるって書いてあるよ。そんな時間ないんじゃない?」と聞くと「大丈夫。みんな買いに出るから」と自信満々に言っていたのだが、実際に池上に着いてみると、ホームには峠の釜飯のようにお姉さんが弁当片手に待っており、何の心配もないのだった。乗客は次々とホームで弁当を買い、自分の席に戻ってくる。なんかみんな弁当を持ってるよ……(笑)。
特に停車時間が長いわけでもなかったが、お姉さん3人は手持ちの弁当を売り切っていた(スーパーの買い物かごで持っている人が2人、台車に同じくらいの量を積んでいた人が1人)。あとから「はい、おつり」と旦那さんがおつりをくれたが、100元札を出してくるお客さんを見込んで、10元玉を4枚、小さい袋に入れた物を作っているのだった。そりゃー、手早いはずだわ。
肝心の池上便當はお米がおいしかった。量はきっちり入っているのだけど、ごはんがふんわりと詰めてあって食べやすい。おかずもなかなかいけました。これで60元、200円ちょっととは。


さて、台東に到着したのですが、台東駅は新駅になったそうで、駅自体はきれいでいいんですが、周りに何もない。これが気持ちいいほど何もない。日本で言うと地方の新幹線駅(新○○駅、みたいな)とか空港みたいな感じ。ここで乗り換えに1時間ちょっと待ったのですが、タクシーを飛ばして旧駅の近くの市街地まで行っても、行って帰るだけで終わりになりそうだったのでおとなしく豆花食べて待ってました。
花蓮もそうだったけど、台鐵、あちこちで駅を移してるのはなぜなんでしょーか?