散髪。

髪が伸びてきてうざったい。
もう３週間くらい前から「美容院行かなきゃな〜……」と思い続けていたのだが、めんどくさくてずっと先送りにしてきた。前髪ぐらいなら自分でちょちょいと切れるし。が、ここ数日もうとんでもない状態になっていて、いくらなんでもこの頭は社会人としてどーよ？というような頭になってしまったので、さすがの私も重い腰をあげたのだった。


女子としてその考えはどうか、と自分でも思うのだが、美容院に行く、という作業に取りかかることを思うといつも気が重くなる。
電話して予約して、出かけていって、美容師さんと適当に話を合わせて盛り上がらなければならない、と考えるともう苦痛なんです……。話なんてしなきゃいいじゃん、って言われそうですが、なんか話しかけられるとつい愛想よく答えてしまうんです……うう。


でも、美容院でされることは全部好きなんだよな。
シャンプーされるのもざくざく髪を切られるのも。鏡の中のもっさもさの髪した自分がどんどんさっぱりと見てくれよくなっていくのを見るのも好きである。
すべて終わって椅子を立った後に、切られた自分の髪が大量に足下に散っているのを見るのも好き。たまっていたゴミを捨てたときと同じようなさっぱり感がある。


そんなわけで今日もさっぱりさせていただきました。毎回来るたびに、今度はもう少し早く来ようと思うんだけど、いつになるんだか。


美容院が終わって本屋さんに寄って、おんなじようにブックオフ帰りの旦那さんとスタバで待ち合わせてちょっと本を読んで、家まで一駅分歩いて帰って（途中で早稲田松竹の前を通ったら、６月１日から「風とともに去りぬ」をやるらしい。あの映画はやっぱりスクリーンで見るのが正解だよなあ）、出かける前に作っておいた枝豆と卵のポテトサラダ（マヨネーズとMAILLEのマスタードスプレッドを混ぜて和えたら旨かった……我ながら。ジャガイモは固めにゆでるのがコツ）と白菜と蟹のかき玉汁（賞味期限切れのカニ缶・笑）を食べて、デザートにサンマルクカフェのチョコクロを半分ずつ、スタバで買ってきたグアテマラ・アンティグアのコーヒーを淹れて食べた。そして、旦那さんがブックオフで買ってきた「西洋骨董洋菓子店」全４冊を一気読みした。


私にしては、非常に活動的で実りある休日の過ごし方だ。感動。
や、もう本当に、放っとくと土日ひっきーですから。いい年こいた大人の休日としては正しくないが、いいんです。