晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

「わが家の犬は世界一」(中国)

この日は博多山笠が追い山、だったのは知っていたのだが前の日気持ちよく飲み過ぎて、見物には行けず。いや、朝4時はきついっす。


さて、映画祭1本目は「わが家の犬は世界一」。東京でのロードショーは見逃していたので、ラッキー。


登録証がないと犬を飼ってはいけないことになった北京。ラオさんちのカーラはラオさんが夜勤で不在の夜、奥さんが散歩に連れ出した際に犬狩りでつかまってしまい、連れ去られてしまう。カーラを救うには翌日の午後4時までに登録料5,000元を払わなければならない。どーするラオさん!?


というお話。
ラオさんち、お金持ちではないけど貯金がないわけでもない。でも定期を崩してまで登録するつもりもない。なんとかして金を払わずにカーラを取り戻すことはできないか、とあの手この手で姑息な手段を繰り出すラオさんは葛優。この葛優にはふさふさと(?)髪の毛があるんですが、いつもの葛優さんよりもさらに情けなさ感倍増。ただでさえ姑息な手段がよりいっそう姑息に感じられてよろしい。
この家はラオさんと奥さんと息子の3人家族ですが、半ば家庭崩壊しているような家族で、かろうじて「犬はかすがい」状態だったようです。なので、カーラ救出が「失われた家族の絆の再構築の物語」になるのかと思ったのですが、全然そんな話ではありませんでした(笑)。しかし、あの終わり方はないのでは?話は半分しか進んでいないじゃないかー!


ところで、警官役で夏雨が出演しているのだけども、いやいや、いい青年になったねえ!なんか近所の子が久しぶりに会ったらすごく好青年になっていておばちゃんうれしいわ、って気持ちですよ。