晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

いじめって子どもよりも大人の方が陰湿だと思う

公務員が書くブログに興味があって、いくつかアンテナに入れている。一般的に「官僚」というとなんとなく悪者ちっくだが、10年ほど前に仕事の関係で3年くらい中央官庁の官僚のみなさんの生態を近くで見ていたことがあり、一概に「公務員」とひとくくりにできないのね、と思ったことがひとつ。それと、ニュースはいろいろな角度から見ないと本当のことはわからない、と思うこともあり。


その頃は永田町付近に勤めていたのだが、実際に現場に起こっていること(あるいは起こっていないこと・笑)がどのように新聞やテレビニュースになっていくかを見て、なるほどソースはいくつももたないと本当のことはわからないのね、と思った。テレビは時間的な制約があるせいかもしれないが、どこの局を見てもコピーしたみたいに同じ内容なのでどこか1つ見てればいいか、と思うが、新聞の場合はその事柄のどこに着目してニュースにするか、どこまで切り込んでいるかが記者の力量やデスクの判断によって異なってくるため、何紙か複数にわたって読むとニュースが立体的に見えてくることがあるのだ(今の新聞についてはわかりません。その頃のように4紙も5紙も読んでないし、だいいち新聞自体、紙媒体ではほとんど読まなくなったから)。


そんなわけで、「中の人」がどう思っているかを垣間見られる公務員のブログは興味深く読んでいたのですが。


その中の一つである「ダメオタ官僚日記」が閉鎖されていました。
なにかがあったところ

職場で、このサイト及び小職について発言される方がいらっしゃるので、閉鎖します。


当サイトを印刷して見せたりしているのを見た時、決意しました。
職場バレしてもペナルティを受けるような内容は書いていませんが、それはそれとして、匿名性を前提として運営してまいりました。
これまでも、職場における多少の流布はありましたが、ここまで吹聴されては、閉鎖する以外の途はありません。



たぶん、こういうことは官庁だけでなくよくあるんだと思います。具体的に職場や個人を特定されないように書いていても、何かがきっかけでわかってしまうこと。私も最近、旦那さんのお友達に全然別のところから「リンクをたどっていったら発見しました」と見つけられましたし(^_^)ゞ
それにしても、書いている内容をプリントアウトして職場でどうこうっていうのは……どうよ?


いじめについては子どもより大人の方が陰湿。知恵がついているぶん、よけいに。
というか、プライベートと業務時間内とは区別して接してほしいですな。大人なんだから。
おもしろかっただけに残念です。