晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

「ニーハオ 訒小平」

巣鴨三百人劇場で明日まで行われている「中国映画の全貌2006」で、「ニーハオ 訒小平(小平您好)」を観た。(おお、さすがはてなUnicode対応だからちゃんと表示されますなー)


2004年の記録映画。とはいえ訒小平自身は1997年に他界しており、映画ができた時点ではこの世にいない。
観終わって外に出たら、二人連れのおじさんが「結局さあ、ああいう風に個人崇拝になっちゃうんだよなあ」と言っている場面に出くわしてしまいましたが、あれは個人崇拝というよりは学習会用の資料なんじゃないかなあ、と思ったり。91分の映画の中で、似たようなメッセージが繰り返し流されていたような気もするし。訒小平思想を忘れるな、ってことじゃないですかねえ。


なぜか70年代のエピソードがやたらに多かったのだけども、せっかくドキュメンタリーなんだから50、60年代の映像をもっと見せてもらいたかったなあ。
それにしても晩年の毛沢東って、あんなにヨイヨイだったのか。