晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

東京国際映画祭第5日「I'll Call You」「永遠の夏」

「I'll Call You」は「少林サッカー」に出演していた林子聡の初監督作品。夏休みに台湾に行ったときに小さな映画祭でかかっていたが、見逃していた。
いかにも香港映画らしいコメディ。ばかばかしくってちょっとほのぼのして。終わった後ティーチインで監督が登場しましたが、すごくチャーミングな人。アンディ・ラウのあの役柄は本人が希望したのですか、監督のリクエストですか?という質問に、「僕があの映画のアンディ・ラウが観たかったのでお願いしました。二役だけど、一晩で撮影は終わるから、とも言いました」。フォト・セッションでもいろいろとお茶目なポーズをとってみんなを喜ばせてて、サービス精神旺盛な人ですね。


「永遠の夏」は台湾映画。前半は花蓮が舞台になっていて、ああ、東海岸の海はやっぱりいいなあ……花蓮にまた行きたくなってしまった。
いわゆる同志電影と言ってしまってよいのでしょうか?主人公の少年が自分の気持ちに気づいて戸惑って相手の少年に対してどう接していいかわからず混乱していく姿が、台詞はないのだけども切々と伝わってくるのでした。あと、主人公の少年を好きになる、香港から来た同級生の少女がよかった。きりっとしていて。