晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

先送り

ところで、午前中は眼科の定期検診だった。
去年の5月ごろ、目が結膜炎のように赤い日々が続き、会社の近所にある眼科に行ったところ、その症状自体は風邪のウィルスが目に入ったもので投薬で治ったのだけど、その際の検査で「ちょっと気になりますね」と言われて翌週緑内障の視野検査をしたのだった。
その時は、「また1年後に検診に来てください」だったのだけど、今回は半年後に短縮された。先生の言いっぷりでは、「まだ発症していないけど、次に診て出てたら治療始めます」って感じだった。


最初に緑内障の疑いがある、と言われたときには「……失明しちゃうの?」とちょっと取り乱しかけた。知り合いに若くして網膜色素変性症で視野狭窄がものすごいスピードで進んでいき、ほとんど失明状態になった人がいる。彼は本当に10年くらいの間にあっという間に病気が進行してしまい、そのことを知っていたので、「視野狭窄」という言葉には恐怖感を刷り込まれているのだ。


「目が見えなくなる」という宣告は怖い。
小学生の頃は仮性近視と言われ、中学からめがねの生活を送ってきた私だが、極度の近視(たぶん裸眼は0.01以下)でも、物のだいたいの形や色はわかる。まったく見えないということとは話が違うのだ。
でも、早期発見して適切な治療を受ければ、失明は避けられるらしい。別に近視を矯正したいわけではない、残りの人生(40年くらい?)、見えればいいのだ。だから、変に物事を悪く考えたりせず、きちんと眼科に通おうと思う。


緑内障は眼圧が高いことからわかることが多い病気だが、最近は正常眼圧緑内障といって眼圧は正常でも緑内障の症状があるケースが多いそうだ。緑内障は目の成人病とも言われているので、40歳以上の方、会社の健康診断で眼圧は正常でも、眼科の定期検診を受けることをお勧めします。私も会社の健康診断ではひっかかりませんでした。