晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

虐殺とか内戦とか。

「キリング・フィールド」は私にとって若干違和感のある映画だったように記憶している。それはどうしても欧米人の視点から見たカンボジア内戦映画であるように思えたからかもしれない。当時の私にはなんだか「アジア人にもこんなインテリがいる」というような映画に見えて仕方なかったのだけど、今観てどう思うかはわからない。
「キリング・フィールド」のカンボジア人助手のモデルだった方が亡くなったそうです。

「キリング・フィールド」モデルのディス・プラン氏が死去
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080331-OYT1T00127.htm



ディス・プラン氏(映画「キリング・フィールド」のカンボジア人助手のモデル)AP通信によると30日、膵臓(すいぞう)がんで死去。65歳。

 1970年代のカンボジア内戦を米紙ニューヨーク・タイムズシドニー・シャンバーグ記者の助手として取材。75年のポル・ポト派によるプノンペン陥落で国外脱出した同記者と別れた後、ポト派の大虐殺を生き延び、4年後にタイで再会した。

 2人の体験を描いた映画「キリング・フィールド」(84年)は3部門でアカデミー賞を受賞した。米国移住後は、同紙のカメラマンとして働いた。(ニューヨーク 白川義和)
(2008年3月31日01時21分 読売新聞)

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虐殺とか内戦とか。
どんなに言葉を尽くしても、人類は似たようなことを繰り返している。
と、昨今の大陸方面の情勢を見ながら思う。
あの国は、本当にひとつの文化圏を抹殺してしまうつもりなのだろうか?