晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

劇団、本谷有希子「来来来来来」@本多劇場

本谷有希子を観るのはこれが5回目。割と遅れてきた観劇者です。最初に観たのは「遭難、」。松永玲子がすごかったんだよね、これ。その後、「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」、「砂利」(これはダンダンブエノの公演。脚本が本谷有希子坂東三津五郎に驚愕し、片桐はいりのたたずまいの美しさにほれぼれした)、「遍路」(思えば加藤啓を最初にきちんと認識したのはこれだった)と来て、今回「来来来来来」。女ばかりの芝居。いやいや、木野花が圧倒的でした。
それにしても、本谷有希子を観るのはしんどいです。なんというか、ざらざらした肌触りがいやだというか、いや人間ってみんなそうなんだけど、それをあえて言うことないじゃんよ、と思わされるというか、それなのになぜか観てしまう。マゾなのか(笑)。