晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

演劇集団キャラメルボックス「容疑者Xの献身」

池袋サンシャイン劇場にて、6/2、ソワレ。今公演2回目。1回目は初日。
初演も観ていて、その時の感想はこちらに。→http://d.hatena.ne.jp/yizi/20090502#p1


今公演1回目は初日のソワレで、その時の感想は「うーん……献身じゃないよね」。
近江谷太朗は好きな役者だけど、なんか最後の感情爆発の場面で、ほとばしるタイミングが一拍はやくて、「ちょっと違う!」という感じだったのだ。途中、湯川(岡田達也)が何度も「あの天才石神が」って言うもんだから、天才数学者としての側面ばかり強くなって言ってしまって、献身というよりは天才数学者の完全犯罪、という感じになってしまっていた。
やっぱり西川さんの方がよかったのかなあ……と思っていたのだが、東京公演千秋楽前日のこの日は、ちゃんと献身だった。うん。
毎日同じ芝居をやっていても、どんどん変わっていくのってすごいねえ。
あと、この日は川原さんと筒井くんの絡みがとてもよかったのと、石原くんが自由な人になっていて、それが大変おもしろうございました。