晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

大來飯店@台北

今回は台北嘉義→墾丁→台北という順番で回るのだが、最初の台北の宿は大來飯店。
台北商旅の成功に影響されているのか、今、台北ではモダンなデザインのビジネスマン向けホテルみたいなのが流行っているみたい。無料でインターネットが使える、朝食付きのホテル。
大來飯店も外見はちょっと安宿ちっく。おそらくは大がかりなリノベーションを行ったのではないかと思われる。


ロビーはあまり広くないが、部屋は十分広いです。こんな感じ。


台北 大來飯店


部屋は広かったし、シーツはぱりっとしていたし、お湯の出もよかったし、私は気持ちよく過ごせました。


あと、このホテルは朝ごはんがおいしい。
派手な朝食ではありませんが、薄味で私好みでした。野菜炒めなど、塩気がきつくなりがちなものでも素材の元々の味がよくわかるような味付けだったので、食後にやたらに喉が渇いたりしない。ここのシェフ、好きだー!
卵も目の前で好きなように焼いてくれます。


大來飯店の朝食


サーブしてくれるおばちゃんたちは衛生面にものすごい気をつけている服装。髪の毛はほつれ毛が見えないよう三角巾でばしっとしばり、使い捨てのマスク着用。 衛生的なのはよくわかりましたが、色気はないですね(笑)。
質実剛健なおばちゃんたちです。

大來飯店/Delight Hotel
台北市長春路432号
http://www.delighthotel.com.tw/
(クリックすると音が出ます)

遼寧街夜市で海鮮

台湾に来るまで立て込んでいてかなり疲れていたこともあり、この日の日中はホテルで休んでいた。旦那さんは映画を見に行ってました。
旦那さんが戻ってきたので出かけようと思ったのだけど、ちょうど夕立が。ものすごい豪雨なのでコーヒーを飲みながらやむのを待って、ようやく16時過ぎに出かける。
林憶蓮のコンサートのために台北滞在中のozuma 氏と彼の宿泊しているホテルのロビーで待ち合わせ。今日も彼はコンサートに行くのであまりゆっくりしている時間はないため、すぐ近くにある遼寧街夜市に行くことにした(本当は「九番坑」に行こうと思ったのだけど、日曜は定休日なのだ)。


遼寧街は屋台が並ぶ夜市ではなく店が並ぶ、レストラン街といったほうがいいのかもしれない通りだが、台湾のローカルのガイドブックでも夜市と紹介されているので、私たちも夜市と呼んでいる。
とりあえずここに来れば何か食べられるのだ。


遼寧街 遼寧街夜市のレストラン


ひととおり店を見てから、龜山島の海鮮が食べられるというお店に入る。
高雄では海鮮というと澎湖島産のものが本場、という感じだが、台北だと龜山島になるのかなあ。
龜山島は宜蘭の沖合にある島で、去年花蓮に行くときに車窓から眺めたことがあります。昔は住人もいたようですが、今は許可なく立ち入ってはいけない島のようです。遠くから見ると亀を横から見たように見えるので、龜山島。
ここでは、蝦(白灼蝦?)、あさりのバジル炒め、はまぐりの塩竃風、イカと野菜の炒めもの、そして青菜は高麗菜をチョイス。高麗菜はキャベツのミニ版(でも芽キャベツほどチビでもない)で、台湾に来るとわしわし食べてしまう菜っ葉。うまいっ。
蝦♪ アサリ 高麗菜
疲れてて食が進まないかも、と言っていたozuma氏も箸が進んでいたようで一安心。おいしかったねえ。
ただし、この店は「バドガール」ならぬ「台湾ビールガール」(笑)がいて、瓶が開くともう一本開けてくれちゃうのである。開いたらもちろんお勘定に含まれますので、要注意♪

初体験☆誠品信義店!

林憶蓮さんに会いに行く(?)ozuma氏とお別れして、私たちは市政府駅の近くにある誠品書店の信義店に行くことに。ここは「旗艦店」というふれこみで今年の1月にオープンした店だ。
市政府の駅を出て、台北101方面に向かって歩くと5分ほどで到着。こりゃ便利。


お店の詳しい情報はこちらのWEBサイトにあるので見ていただくとして、書店フロアは2Fから5F。私たちはこれまでもっぱら敦化南路の誠品敦南店(24時間営業)に行くことが多かったのですが、敦南店が本についてはほぼワンフロアで済むのに対し、信義店は広い。うちの旦那さん曰く、「何がどこにあるかわからない」。通い慣れた敦南店であればカンも働きますが、初めての店だからねえ。それもあるにしても、確かに広すぎて、いろいろ買っているとものすごく疲れます。
あまりにもだだっぴろいせいか、敦南店のように地べたに座り込んで本を読んでいる人は見ませんでした。敦南店はもぐって座れるようなところがたくさんあるからなのかなあ。でも、信義では何もないところに座り込むのもみっともないのかもしれません。


結局2時間くらい店内を徘徊して、疲れちゃったのでホテルまではタクシーで帰還。小腹がすいたので、ホテルの外に出かけて、魯肉飯をさくっと食べて、この日も終了。
明日は嘉義だ。