晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

「雲の南へ(雲的南方)」

 東京フィルメックスが始まりましたー。
 今回は、「雲の南へ」(中国)、「柔道龍虎榜」(香港)、「明日が来なくても」(インド)の3本です。


 そんなわけで、今日は「雲の南へ」。
 えー、前半部、話のテンポがちょっとゆっくりすぎて、ごめんなさい、うとうとしちゃいました。
 後半はしっかり起きてたんだけど。ちょっとした誤解なのかはめられたのか、買春容疑で捕まっちゃう初老の男性(李雪健)が、「ちゃっちゃと認めて罰金払えばいいんだから」と言われて「やってないもんはやってないんじゃ!」と絶対に認めず(本当にやってないしね)、困った警察署長(田壮壮)が「じゃ、相手の女を見つけてもう一回確認するから、それまではホテルにずっといなさい、一歩も出ちゃいけないよ」と一見いい案を出してくれたようなんだけど、実はずーっとずーっとホテルから出られないという困った状況になる、というあたりが、みょーなおかしみがあって笑えた。でも最後がよくわからないんですけどね。


 朱文監督は、もともと小説家で6冊の著書もある人。
 また、撮影監督のワン・ミンさんは日本の大学で映画を学んだ人だそうです。