「カンフーハッスル」
周星馳の新作、特別先行上映があり、見に行ってきました。
馳星周氏が公式サイト「Sleepless City」*1の「飲食日記」8月21日の項でほめていた(んだよね?)ので気になっていたのでした。
東京国際映画祭で観た人たちも「すっごいおもしろかった!」という意見と、「『少林サッカー』の方がよかった〜」という意見があるみたいで。
題材が題材だから、誰にでもわかるわけじゃないんだろうな、と。サッカーは比較的、誰にでも受け入れられやすい題材だったと思うし、チームのメンバーがそれぞれにキャラが立っていたからわかりやすかったと思う。
そう考えると、「カンフーハッスル」はおもしろさの感じ方が人によってかなり違うのかも。
功夫への造詣の深さとか、武侠小説をどのくらい読んでるかとか、あるいはどのくらい香港映画を観ているかとか。功夫に造詣が深くなくても、香港映画を観ていれば「ガマ功」*2で笑えるし。
なので、笑いどころがなんか人によって違うのがおかしかった。「楊過と小龍女」と名乗るところでは、館内の右側と左側とで笑いが起こったりして。
細かいところに周星馳のこだわりがたぶんたくさんちりばめられているんだろうなあ、と思う。
下手にロマンスを絡めてこないところもよかったなー。無理矢理ストーリーとの整合性を取ることもなかったし。
大変おもしろうございました。満足。