晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

劇団M.O.P.「水平線ホテル」@紀伊国屋サザンシアター

M.O.P.だ!劇団員全員参加は久しぶりとのこと。
三上市朗万歳!あー、あーいうちょっと崩れた中年と青年の間くらいの年の、渋い声の男って好き。激しく。なんというか、おっさんなんだけど心は少年、みたいな。ホテルの女主人をさりげなーく口説いて、おっけーをもらった時の「ふー」ってそっと息をつくところとか、もうツボつきまくり。くー。
このところ四半期に一度は三上市朗を見ている気がするぞ。幸せだなあ>おれ


M.O.P.は「水戸黄門」のようだ。途中、成り行きにはらはらさせられてもじっと我慢。絶対、最期に大どんでん返しが待っている、ハッピーエンドで終わるはず。と耐えながら観る。ここの忍耐が続けば続くほど、最期の大どんでん返しが爽快なのだ。「じじい」とか悪いやつにいじめられても一緒に耐えていると、20:40過ぎの「印籠シーン」がカタルシスを生むのと一緒だ。
ただ、今回はハッピーエンドではあったのだけど、ただ単純なハッピーエンドではなく。いいお芝居でした。
相変わらず岡森さんはうさんくさく(笑)、小市慢太郎谷村新司に似ていた。