晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

Kazumasa Oda Tour 2005@日本武道館

久しぶりに小田さんのコンサートに行った。いつぶりだろう?
武道館、2Fのいっちばん上まで埋まってました。すご……。
この日の席は、1Fの最前列。しかもステージからY字に花道のようなものが伸びてきているので、結構小田さんが間近で見られる席。らっきー。


「まっ白」から始まったコンサートは2曲目に早くも「ラブストーリーは突然に」を。え、この曲こんな早くやるですか。すごい、出し惜しみなしだなあ。
結構古い曲もいろいろやってくれて、オールドファン(つーほどでもないけど)としてはうれしかったなあ。「さよなら」「夏の終り」「秋の気配」「眠れぬ夜」「YES-YES-YES」「言葉にできない」「Yes-No」、そして「愛を止めないで」。
「愛を止めないで」は私がオフコースと出会った、記念すべき1曲なので、しみじみしてしまいました。一生懸命、AMラジオで聞いてたなあ、あの頃。思えばこの人の音楽とはこの30年近く離れていないのだった。ずっとこの人の音楽を聴き続けてきたのだった。


あの頃のファンからすると嘘みたいな今の小田さん。飛ぶし跳ねるし、よくしゃべるし。小田さんといえばキーボードに埋もれるみたいにして、しゃべるとしたら「……どうもありがとう」しか言わなかったのに。今の小田さんはキーボードよりはギターを弾いてる方が多い。その姿を見ていると、ヤスさんと離れて久しいんだなあと思う。


あ、あとこの日のゲストは松たか子嬢。「ほんとの気持ち」を歌ってくれました。いやー、小田さんらしい、ブレスの難しい(笑)曲。でも、詩が可愛いの、ほんとに。たぶん、同じクラスか何かにいて、最初はただの友達だった彼がだんだん好きになってきて、でも「私、きっとあなたのことは好きにならない」とかって意地を張ってたりするんだけど、少しずつ自分の気持ちに素直になってくる、って感じの。
すっごい緊張していたようですが、2回目のアンコールにも出てきたし、その後3回目のアンコールの時も舞台袖で手拍子してましたね。
終演はなんと22:10。満腹しましたー。


それにしても。小田さんももう58歳らしいのだけど、声がよく伸びる。小田さんの曲は「どこで息継ぎするですか」という曲が多いけど、それも歌えちゃうんだからなあ。歌えなくなるまでコンサートは続けて欲しいなあ。
「Yes-No」はこの日、2回歌ってくれました。残念ながらイントロのトランペットはサックスに変わっていたけれども。一度でいいから、富樫さんのトランペットでもう一度、この曲を聴いてみたいなあ。


ああ、これで明日がお休みだったらこれ以上望むことはないのになあ。
明日、休日出勤なのだ。しょぼーん。