G2プロデュース「ダブリンの鐘つきカビ人間」＠ル テアトル銀座

Ｋ田Ｋ彦先生によると「いまいち」とのコメントの、「ダブリンの鐘つきカビ人間」。
でも私は、意外とよかったような気がする。
前回公演を見ていないのだけども、そんなに無理はない感じ。確かにもう少しアンサンブルをよくすることも出来る気がするけど。
カビ人間はラーメンズの片桐さん。でももう彼が身動きするたびに、「あー、大倉孝二。」と思ってしまう私なのだった。片桐さんのカビ人間は「すごくいいひと」って感じ。でも大倉孝二のカビ人間はきっともっとやりきれなさがつきまとう哀しさ、みたいなのがあったんじゃないのかなーと。あー、2002年版、見ておくんだった。
女優陣。主役中越典子は舞台って大丈夫なの？と思っていたのだけど、実際に立ってみるとよく役に合っていたと思う。ちゃんと「おさえちゃん」になっていました。あと、土屋アンナは意外とよかった。
しかしながら平田敦子にはもっと活躍して欲しかったです。山内くんはまあ出番は多かったんだけど、もちょっと平田敦子嬢とからんでいただきたかった（いや、役柄上無理）。
あ、そうだ。今回はついに「群馬水産高校」の校歌が誕生していて、笑っちゃった。しかし大王はなぜあんなにも群馬県にこだわるのでしょうか。出身地かと思ったら違うし。