「のだめカンタービレ」「ゆきのはなふる」
のだめの最新刊はマングース付き(じゃないのもあるけど)。
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/09
- メディア: コミック
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わかつきめぐみ久々の新刊「ゆきのはなふる」。(今回、Amazon、画像なしみたい。表紙はこちら→ビーケーワン ゆきのはなふる)
このところ彼女がぽちぽちと書いていた「主様」のシリーズ。それぞれの山には一人ずつ主様がいて(男だったり女だったり)、その主様たちや雨師、雪師(雨や雪を降らせるひとのこと)たちの人間模様の話。彼女のまんがには必ず「食えない女」が出てくるところが好きだ。今回もそういう女が何人か。魅力的。
タイトルにもなっている「ゆきのはなふる」は中篇(といっていいのか?)。mixiで「トライアングル・プレイス」を思い出した、という感想があったけど、なるほど。シンプルな描線の裏にひとの心のくらさが出ていて、ちょっとひんやりする。
「トライアングル・プレイス」は初期の作品の中でいちばん好きな作品。当時梶尾真治を読んでいたからよけいにかもしれん。彼女も好きだったみたいなので。