晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

車は道具だ



10年、10万キロストーリー。1台のクルマに長く乗り続けた人たち (NAVI BOOKS)


スーパーオートバックス東雲2Fの書籍コーナーで購入。
ちょっと前に眼科の待合室で車の雑誌「NAVI」をめくっていたら、このコーナーがあったのだ。
1台の車を、大事に大事に乗り続けている人たちのルポ。


運転免許を取ってまだ2年弱、中古の1996年型ブルーバードSSSを手に入れて1年とちょっと。
ようやくブルーバードくんとの相性もよくなってきたところで、買い換えることは今は考えていないけど、いつかは買い換えるんだろうなあと思っていた。
20代の頃私の周りには車持ちが何人かいたけど、中古を買って1回か2回車検を通したくらいで次の車検の直前に買い換える、と言う人が多かった気がする。
でも、きちんと定期的に点検していて問題なく動くのであれば、そう簡単に新しい車にかえることはないんだなあ、とこの本に出てくる人たちを見て思った。
それに新車だからと言って問題がないわけではない。私の上司はある車種の車を新車で買ったが、故障が続き修理に出すこと3回目についにキレてしまってその自動車会社にクレームしていた。走行中にアクセル踏んでも止まっちゃうんだぜ、などと言っていてこわかった。だから新車だから新しいから壊れない、ってことはないわけだ。


道具は丁寧に使うことが長持ちの秘訣だというし、新しい車をとっかえひっかえ乗りたいわけじゃないし、ブルーバードくんを定期点検にしっかり出しながらできるだけ長い間乗り続けられるといいなあ。
この本を買う時、お店のお兄さんが「ぼくの車ももう14万キロぐらい走っているんですよ」とちょっとうれしそうに言ってて、いい顔だなあと思ってしまった。