温泉つかって蕎麦食べて。
先週末は福岡アジア映画祭だったわけですが、日曜日の昼はドライブに行ってました。
最初は「湯布院でも行く?」と言われたのだけど、よくよく調べてみると遠かったので、もちょっと手前にして。というわけで、黒川温泉方面へ。その途中、小国そば街道で、おそばを食べた。
車一台しか通れない幅のうねうね道をしばらく行くと(対向車が来ないか、本当にひやひやした)、ようやく少し広い道に出て、ちょっと行ったところにある店。風情はたっぷりの店だ。
このあたりは水がよいらしく、確かにわき水を口に含んでみるとおいしかった。このまま瓶に詰めて「小国街道の天然水」として売り出せます。
さて肝心のおそばは、これは好き嫌いが分かれるんじゃないかなあ。
いわゆる食通の方というか蕎麦にうるさい方はだめじゃないかなと思う。さっと腰かけて、おちょうし一本くらいをちびちびとやった後、もり一枚頼んで3〜4回たぐって、「勘定!」というのを美学にするような方々には向いていません。
こんな山奥でそんな通向きの蕎麦屋にしちゃうと、きっと儲からなくてすぐにつぶれちゃうだろうから。いろいろつけてそれなりの値段をつけるしかないでしょう。そんなわけで心ならずも蕎麦屋で大枚はたいてしまいましたわ。
お腹がいっぱいになったので、次は温泉だ!というわけで黒川温泉へ。
温泉街の方は車を停める場所がない。というわけで誘導されるがままに温泉街からはちょっと離れたところにある立ち寄り湯へ行ってみました。
こう写真で見ると一見風情がありますが、トラックがゴーゴーと通る国道のそばにあります。
本来の温泉街からはかなり離れているため、ここは車に乗る人が本当に「立ち寄る」という感じのお風呂のようです。
実際この日は福岡の大学の自動車部諸君が乗りつけておりました。どこかでモトクロスでどろんこになったのを落としに来たもよう。
そんな感じのお風呂なので、女湯はがら空き♪ こんな感じでした。
効能書きを読むと「婦人病」はわかるのだけども「虚弱児童」という能書きが。……虚弱ってどの程度をさすのかしら。
お風呂から上がって、ほてる体を冷まそうと、ソフトクリームをいただきました。さっぱりしてておいしかった!
のんびりした一日だったなあ。どこもひとがそう多くなかったのがよかったです。