晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

今日から夏休み。

ふだん仕事上のストレスが多いわが職場ではあるが、夏休みを1週間とることが推奨されている、ここだけはうれしい。
そんなわけで来週は1週間休みを取っている。土日も含めれば9日間のお休みだ。
今年の夏休みはまたしても台湾。最初はマレーシアに行こうとしていたのだけど、チケットが高くて苦悩している間に台北でのいろいろなイベントの情報を得てしまい、ほんじゃ台湾にするか、ということになったのだ。
14;15のチャイナエアライン台北へ出発。うちの旦那さんの隣の席は白人のご夫婦。東京発のCIで白人と乗り合わせるのは珍しい。そして台北行きなのに、ご主人のほうが見ているガイドブックはデリーのもの。ますますもって珍しい人だなあと思っていたら、どうもその便はサンフランシスコからの乗り継ぎ便で共同運航になっていたらしい。このご夫婦はサンフランシスコから東京→台北と乗り継いで、これからデリーに向かうようだ。お疲れ様です。


空港からのリムジンバスの中からぼーっと町並みを眺める。今年の1月にも来ているので、大きく変わったということはない。でも、以前に比べるとビンロウ屋は圧倒的に減った、と思う。私が初めて台湾に行ったのは1997年のお正月だったが、その時は「なんだあの蛍光灯、街中にあるよ」とか思ってたんだけどな。表通りでなければそれなりにあるけど、台北では数が激減したと思う。


ホテルについて、急ぎ、台北アリーナに向かう。今日のイベントは19:30からの「夜色無邊林憶蓮台北演唱會」。


林憶蓮/サンディ・ラムは私が香港ポップスを聴き始めた頃に出会った歌手で、彼女のアルバムを知っていなかったらその後中華ポップスにははまらなかったかもしれない。
今まで彼女のコンサートには一度も行ったことがなかったので、いい機会だと思いチケット購入。


いやー、すばらしいコンサートでした。
台北でのコンサート開催が10年ぶりとあって、台北のファンも「お帰りー」という感じ。オープニングはダンサーの皆さんとアップテンポな曲から入りますが、年齢を感じさせない踊りっぷり。中盤はバラードやしっとりした曲をやって、また最後がダンサブルな曲、というすごい体力のコンサートでした。
「當愛己成往事」が泣けた。レスリー・チャンの「さらばわが愛〜覇王別姫」の主題曲で、彼自身も歌っていた曲。
ファンサイトにはすでに当日のセットリスト(http://re-sandylam.com/?p=1888)が出ていますが、古い曲もやってくれてうれしかったなあ。


終演後は例によって饒河街夜市へ。西瓜汁を飲み、胡椒餅を食べ、花枝丸をかじる、という定番コースで一日が終了しました。