晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

いかにもリゾート。

夏休みはリゾートしたいよね、と言っていたらなぜか台湾旅行になっていた今年の夏休み。では台湾でリゾートできないのか!?と追求してみたら、ありましたよリゾートが。台湾最南端の墾丁です。
リゾートに行くんだからホテルもリゾートなところに!と探したのがここ夏都沙灘飯店です。本当はオーシャンビュー(海景)のお部屋が取りたかったんですが、残念ながらずっと満室だったのでヒルビュー(山景)で予約。
実際に行ってみると、ヒルビューと言うよりは「駐車場ビュー」でした(笑)。でもまあ、部屋でのんびり一日過ごす訳じゃないからいいか。


荷物を置いて、夜市へ。ここは墾丁の繁華街からはちょっと離れています。ホテルの人も「夜市までは15分くらい歩きますねえ」と言っていたのだけど、実際には10分足らずじゃないだろうか?特に夜市と名乗っているようではなかったですが、行ってみたらあれは夜市だと思う。十分に。


墾丁大街夜景


墾丁は、サーフリゾートとして有名な土地。なので若者であふれています。夜市っぽくなっているところは墾丁大街という通りですが、Tシャツ屋さんやサーフショップなど、若者向けのお店が多いです。コンビニですら水着やバスタオルを売っていたりします。夏休みにグループで遊びに来ました〜って感じの若者も多かったです。


さて、晩ごはんは、海鮮。いちおう一通り店を眺めてみて、なんとなく決めただけですが、選択としては間違ってなかった。店頭のいけすの中身を見て、石斑と、あさりと、かきを選びます。二人だからそんなに多くは食べられません。あと、「青菜は?」と聞かれたので、何があるかを見せてもらって「チンザン」を選びました。


チンザン@佳珍活海鮮 墾丁のアサリ@佳珍活海鮮
石斑@佳珍活海鮮 絶品!カキスープ@佳珍活海鮮


店のおねえちゃんたちが「チンザン」と教えてくれたものの漢字表記がわからない野菜。これは台北の大來飯店に宿泊していたときも朝ご飯に出てきました。花のつぼみが長細くなったみたいな野菜、塩炒めするとほんのり甘みがしておいしい。台湾は青菜でおいしいのがたくさんあってうれしい。日本人と見ると空心菜を勧められることが多いけど、地の野菜を食べさせてください〜。
アサリのバジル炒めは台湾料理では定番中の定番。台湾ではバジル使うことが多いですねえ。しかも結構たっぷりと投入されます。バジルとニンニク(大きめに切るのがコツ)とがあれば日本でも同じように再現できるかな。台湾ビールとの相性もよし。
石斑魚は、白身であっさりしていることもあって、香港でも台湾でもわれわれはしょっちゅう注文する魚。香港だと何人か人数がいる時に食べるけど、この時は魚自体があまり大きくなかったので食べちゃった。われわれ夫婦はいわゆる「猫またぎ」なので、身の一かけも残しません(笑)。目玉までしゃぶりつくします。
そして、最後、カキのスープ!これが!絶品でした。調理はシンプル、カキで取ったスープにカキとショウガとザーサイと刻みネギ。以上。ザーサイから出てくる塩気とショウガのぴりっとした辛みが絶妙でした。おなかいっぱい〜〜〜、といいながら一滴も残さずいただきました(笑)。


こういう、なんとなく入ったところがアタリだと、いい気持ちになれますね。
この日は長旅の疲れもあって早々にダウン。おいしいご飯を食べて幸せな気持ちで就寝。