晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

子供のためのシェイクスピア「夏の夜の夢」@東京グローブ座

毎年、学校が夏休みに入る頃に行われる子供のためのシェイクスピア東京公演。
今年もこの「夏のおたのしみ」がやってきました。
ソワレ、D列。


今年、「夏の夜の夢」は2回目。前回は新国立劇場にて。あのなが〜い芝居をどうやって子供向けにまとめるつもりなのか?と思っていましたが、なるほどそう来ましたかー。今回、ある意味予習が出来ている状態だったので、細かい小ネタまで楽しんで観ました。
シェイクスピア人形って複数あるのね。


以下、若干ネタバレ。


イエローヘルメッツは開演前に出るってわかっていたのに、またしても開演前の歌の部分を聞き逃してしまった。正確には最後の数分は見られたのだけど、家からグローブ座まで歩いていったら意外と遠かったんです。ちっ。今回は戸谷昌弘さんがマイクを握っていました。曲名判別できず(T_T)


ところで、楽しんで観はしたのですが、どうしてもこの芝居、後半がだれてしまうように感じます。好き嫌いの問題でしょうか。新国立でも職人たちの芝居の部分が冗漫に感じてしまったのですが、今回も同じシーンで集中力が切れそうになりました。まあ、新国立のバージョンよりは短かったんですけど。あの劇中劇がないと最後のパックの口上が生きないんだろうけど、……むぅ。


新国立でチョウソンハがやっていたパックは大内めぐみ。少年っぽいキュートなパックでした。ただ「お調子者」っぽさはチョウソンハの方があった気がする(笑)。
伊沢磨紀のヘレナは、ちょっと1人だけ大人すぎる感あり。ヘレナってもうちょっと自己中心的な人って印象だったので。


来年は「シンベリン」再演だそうです。うーん、前回観たっけかなあ。記憶にない。
あと、シェイクスピアではないのですが、来年の1月に東池袋のあうるすぽっとにて、チェーホフ短編集の上演があります。演出が山崎さんで、出演がこのカンパニーからは伊沢磨紀、佐藤誓、山口雅義、戸谷昌弘となっていて、こちらもちょっと楽しみ。