マーライオン
ホテルに荷物を置いて、マーライオン公園まで向かう。ラッフルズ・プレイスでMRTを降りて、歩いていく。商業施設とオフィスが同居する巨大なビルは東京でも特に珍しいものではないけれども、空間の使い方が違う気がする。一つ一つのユニットの大きさというかゆとりというか。日本は植民地として支配者の側からの都市設計をされたことがないからかもしれないな、と思う。
マーライオンは「世界三大がっかり」の一つだとよく聞くので、ほんじゃあがっかりしてみましょう。と行ってみたのだけども、期待していたほどがっかりはしなかった(笑)←変な日本語。ここにはマーライオンが2体いる。2メートルくらいのと、8メートルくらいのと。よく観光写真で水をがーーっとはいているのは8メートルのほう。この2体が背中合わせに立っている。なんで2体?
思ったよりがっかりしなかったのは、こいつが結構フォトジェニックだったからかもしれない。確かにマーライオン公園にはこの2体のマーライオン以外に見るべきものはなく、観光地としてはつまらないかもしれないが、マーライオン自体(水をはくほう)はどこから撮ってもなかなか絵になるやつである。
特に、マーライオンの右側面から撮ると、シンガポール川対岸のビル群も画面に入ってきて、絵はがきにできる写真の一丁あがり。誰でも撮れる観光写真(笑)。
この日は残念ながら曇り。これが青空であったなら、完璧な絵はがきにできたのになあ。