晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

「881 歌え!パパイヤ」@ユーロスペース

昨年、うちの旦那さんが「すっごいよかったー!」と絶賛していた映画。夏休みにシンガポールに行って、私は疲れが出てしまったのかホテルで撃沈してしまったのだけど、映画を観たがっていた旦那さんには「行っていいよ〜〜〜」と劇場に送り出したときに観たらしい。
ユーロスペースに、8月14日に観に行って来ました。


シンガポールに行ったことがあったり、なにがしかの知識があるかないかで、味わい方に結構差が出る映画のように思いました。たまたま我が家は去年シンガポールに行っていて、本当にたまたまそのときが中元節の時期で、新聞にも「今日の歌台」みたいなのが出てたりしていたので「ほほーう」とおもしろく観ましたが、そういうのを知らないと表面的なことしかなぞれないかもしれないなー、ってちょっと思ったりしました。
福建歌謡ミュージカル、って感じの一品。かつてニフティのFWBEATで鍛えられている身としては「おお、懐かしい!」という感じでした(笑)。方順吉とか卓依婷とか謝采[女云]とか小鳳鳳とか、今でも探せば一枚や二枚はあるはず……。
そんなわけで、違和感なくすんなりと(笑)観てしまいました。


字幕について、いろいろな意見をあちこちで観たのですが、語学的な素養なく観ると、何がなにやらよくわかりませんでした。複数の言語が使われていることはまあわかりましたけども。ただ、最初に字幕で観た方がよかったかなーとは思った。パパイヤシスターズが歌台の女神に歌がうまくなりますよーに!とお願いするシーンで、中華ポップスのヒット曲の名前をずらずら織り込んだ台詞を語るシーンは、正直日本語字幕といいかげんな北京語ヒアリング能力ではおもしろみがまったくわかりませんでした。今度、どっかで中国語字幕版を手に入れて見直さなくちゃ。