晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

「レッドクリフPart2 未来への最終決戦」

有楽町日劇にて。今日は14日ということで、TOHOシネマズデーで、入場料が安いんです。


日曜日の夜に、テレビでやってたPart 1を復習代わりに見ていたんだけど、あれは小さいテレビで見るものではないですね。なんか、小さい画面の中に情報が詰まりすぎてて気持ち悪くなってしまいました。
で、後編は、いよいよ赤壁の戦いなのですが。これまた、これでもかという戦闘シーンの連続で、最後のほうになって曹操軍・孫権軍・劉備軍と入り乱れてもう誰がどこやらわからなくなっちゃいました。武将が出てくるとわかるんですけど。


後編は、孫兄妹の成長物語の一面もあり……ていうか、孫尚香の話がしっかりしすぎていて、周瑜小喬の話がちょっと霞んでしまった気がします。ちょっとしたエピソードというには、孫尚香と孫叔材の話がよすぎ。こっちの二人の方に気が取られてしまった。
最初の方のエピソード、「孔明、丞相から矢を10万本拝領する」のとんち(笑)はよかったな。おともが魯粛なので、さらにおかしかった。あーいう人を食ったような演技をさせると、たけちゃんには光るものがある気が。


この映画、どうしてもトニーと金城くんに注目が集まるんでしょうけど、今回も趙雲様がかっこよかったよ……。あなたの主君は劉備じゃないの?とつっこみたくなるほど周瑜を助けちゃったりしますけど。ジョン・ウーっぽい構図の絵も見られて満足。
あと、あまり話題になってないみたいですが、曹操を張豊毅というのはよかったと思う。さすがの貫禄でした。


あんまり難しいこと考えないで、娯楽映画として見るのが吉でしょう。


あ、あと、この「これでもかー!」ってかかるメインテーマは東京都交響楽団の演奏でした。エンディングクレジットでいちばんの驚き。なぜ都響?と思ったら、岩代太郎が理事で、彼の作曲する映画やテレビのテーマ曲の演奏をよくやっているらしい。なるほどな。あのメインテーマを聞くと、どうも大河ドラマみたいだなーと思ってしまうのだけど、そんなことを考えるのは私だけでしょうかねえ。