四獣「ワンダー・ガーデン」＠シアター711（下北沢）

「同期四人 花組芝居在籍20周年記念企画」。公式サイトはこちら。
会場のシアター711はスズナリの２階。もと映画館だったらしい。なので、小規模な芝居小屋にもかかわらず、イスの座り心地がすばらしい！とってもリラックスして観ることができました。
１人の役者が男性と女性の役をそれぞれ一つずつ、で、合計８人の登場人物が明治末期から大正にかけての２０年に繰り広げる物語。姉妹の情あり、夫婦の情あり、波乱の恋、静かな恋、などなどなど。最後のオチ（？）が「おお、そういう手が！」とうならせるものが。中国語をちょっとかじったことのある人なら「ああ、そういうのもありだよね」と思うなー。
役者さんたちはみんな素晴らしかったです。植本潤ちゃん目当てに行ったんだけど、他の人にも目を奪われてしまった。こういう出会いがあるから観劇は辞められませんな。
それにしても「本ばっかり読んでいるとお嫁のもらい手がない」というのは、私も高校生の頃まで親に言われたっけなー、なんて懐かしく思ってました。