晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

キャラメルボックス×柿喰う客「ナツヤスミ語辞典」@新国立劇場小ホール

昨日は本公演。今日はアナザーフェイス。

今日の公演は「乱痴気ステージ」。「柿喰う客恒例の、全配役をシャッフルして上演する特別ステージ」だそうだ。本当に例外なく、全員シャッフル。
とはいえ、本役の方を観ていないので、比較はまだできない。そして、こっちを先に観てしまったがゆえに、こちらで刷り込みがされてしまったように思う。

今回は林貴子を「発見」した公演になった。少年でもなく少女でもなく「中学生女子」という生き物そのものだった。しっかりしていて、まっすぐで、でも迷いもあって、子供でもある、少年に果てしなく近い「女子」。けっして「女の子」ではない彼女は、自分の中学時代を少し思い出させて、ちょっとだけ心が痛かった。

樹里ちゃんは美人さんだよなー。ダンスをやっていたからか立ち姿が美しい。客席に背を向けて、すっくと立つその背中から怒りとか気持ちの揺れが立ち上ってくるみたいで、美しかった。
キャラメルで、女優だけの芝居とかできないかなー……真柴さん、書いてくれないかなー。自転車キンクリートSTOREの「休むに似たり」みたいなの、できると思うんだけど。絶対。

最後に、モリシタンのアオタ先生がはてしなく爬虫類っぽくて最高に気持ち悪かった(ほめてる)。