劇団ダンダンブエノ「礎」＠青山円形劇場

夜は芝居。ダンダンブエノ。ダンダンブエノは前回の「バナナがすきな人」（中井貴一がよかった〜）に続いて２本目。今回は「オセロの白いほう」こと松嶋尚美が出演。意外とよかった。
松嶋尚美は女優で、近藤芳正がそのマネージャー。酒井敏也は松嶋尚美の旦那で、山西惇は松嶋尚美の元カレで、近藤芳正の後輩。４人の関係はまるでジャンケンのようにある人には強いけど、ある人には弱く、全員の中で誰にも負けない人というのがいない。だから問題も気持ちのずれも解決しないで４人の中をぐるぐると回っていく。その妙ちくりん加減がおかしかった。
でも一番笑えたのは、終わった後の役者挨拶の部分ですが。「いや、ぼく本当にこういうしゃべるのって苦手で」と近藤さんが言い訳するのに、松嶋尚美がびしばしとつっこみを入れていく。や、さすが「きらきらアフロ」。