晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

リスクなくして成長なし、か…

今日は早めに帰って明日からの旅行の支度をしながら、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を観る。
たまたまザッピングしていたら、将棋の羽生三冠が映ったので。


将棋は指せない(かろうじて駒を動かせる程度……)が、将棋界にはものすごく興味がある。たまたま読んだ先崎八段の本がきっかけなのだが、将棋の棋士はおもしろい人たちだと思う。
特に羽生さんについては、この人はどーゆー頭の持ち主なんだ?と思って長く観察していたりする。


以前は、なんだか変わった人というか、彼の思っていること感じていることを、私たちにもわかるようには上手く説明できないのかなあ、と思っていたのだけど、今回はずいぶん彼も表現力が高まったというか、凡人にもわかる表現ができるようになってきたのかな、という気がする。そしてみんなが天才だと思っている彼も、自分の衰えに思い悩んだり、どう打開するかを考えたりしている、というところに親近感を覚えたり。


先に一歩でも進むためにはリスクをとる必要がある、と彼は言ったが、実際の社会でリスクをとれる人物などそうそういるものではないのだ。
勇気を持って先に一歩進むことができる人は少ない。
だからこそ、彼の存在に人は心惹かれるのかなと思う。