晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

「雪狼湖」

さて、今回のメインイベントはこれです。「雪狼湖」鑑賞。久しぶりの香港体育館。久しぶりの生學ちゃん。
北京語バージョン、という割に場内アナウンスはすべて広東語。ステージの両脇には電光掲示板で字幕も出たので、語学力のない私にもなんとなくわかります。
學ちゃんのパートナー小雪役は許慧欣(イボンヌ・シュウ)、頑張っていたとは思いますが、舞台は姉役の陳潔儀(キット・チャン)がさらっていってしまった感あり。いや、だって歌がうまいんだもん。ソロ・ナンバーでは1番が終わったところで大拍手が起こる始末。また、天然なのか純情なのかわからない小雪の役柄よりも、姉の玉鳳の方が「控えめで耐え忍び、いつまでも愛する彼を待ち続けると言い切る強さも併せ持つ」とキャラクターが一貫していたせいか、なんとなく主役じゃない陳潔儀に目が行きがち。舞台って残酷だなあ……。
メインキャスト以外で、恋のライバル阿直役と玉鳳・小雪のお母さんの役者さんがよかった。アンサンブルもしっかりしていたと思うし。お母さんは張小燕と李香琴を足して2で割ったみたいな人(わからないたとえで失礼)。よかったなー。
幕間に、ディック・リーってやっぱり才能あるねえ、と急にディック・リーを見直す会になったりして。