「雨と夢のあとに」2回目。
小学校の最後の夏休み、毎日毎日お芝居をやる12歳、というのもすごいものである。
彼女がいることによって、周囲の人間関係にリアリティが出た。大人なのに子どもを演じられるすごさ、と言うのも確かにあるが、今、この時しか見られない子どもの芝居を見るすごさもあると思う。彼女が彼女を演じることによって、まわりの大人が本当に大人に見えるのだ。
好き嫌いはあると思うが、今年しか見られませんよ、これ。来年同じものを再現するのは難しいでしょう。
それにしても、楠見薫はやっぱりいいよなあ……。
次の芝居は、「ニコラス・マクファーソン」。Piperである。大王で、コスコスで、山内圭哉で、平田敦子である。否応なしに盛り上がっております。