晴耕雨読日記(仮)

以前、はてなダイアリーで書いていた「晴耕雨読」の引っ越し先です。今の生活は全くもって「晴耕雨読」ではないので、タイトルは現在思案中。

演劇集団キャラメルボックス「バイ・バイ・ブラックバード」再び

キャラメルボックス「バイ・バイ・ブラックバード」、2回目。キャラメルの芝居で同じ公演中に2回観に行くのは「雨と夢のあとに」以来。あの時小学生だった福田麻由子ちゃんも今年高校に入ったそうなので、ということは3年ぶりか。
予定になかったのにもう一回観たい、と思わせる力のある芝居だと思う。


ストーリーがわかると別の角度から見たくなるよ、というのはうちの相方の意見だったが、確かにそうだったのでもう一度観に行った。
今回は当日券だったので2階席だったので、残念ながら細かい表情までは見えなかったけど、それでも沢野先生に注目して観ていた。
ナツカが初めて教室に入ってきたとき、沢野先生は一瞬顔色を変えた後また表情は戻るのだけど、出席簿(?)をぎゅう、と握るんですよ。なんかそういう、あつをさんの小芝居にいちいちどきどきしながら観ていました。


二人のラストシーンは、沢野先生言うところの「第三の選択」なのかな。たぶんナツカはこの先も記憶を取り戻すことはないだろうけど、どんなことになっても必ずめぐり合えるというのは幸せなことじゃないのかなと思いました。


ところで、2階席は久しぶりだったんだけど(もういつぶりかもわからない)、照明がね!すごかったです。さすが加藤さんが自慢するだけはある。最初のシーンの照明の動きから、もう照明萌えでした(笑)。セットがシンプルだったから、よけいに照明の役割が大きく見えたのかもしれないけど、今回は音楽・照明・舞台セット、のバランスがすごく絶妙によかった気がします。音楽は手元の腕時計による計測では、最初の20分間はまったくかからず。キャラメルでこんなに最初のシーンで音楽がかからないのって珍しいんじゃないでしょうか。


あと気になったのが、ダンスシーン。あの「答えはすぐそこ」の部分って、手話なのかなー。手話を解さない私にはわからないんですが。