パルコ劇場、ソワレ、D列。 池田成志と古田新太による企画物、って言ってしまっていいのだろうか? http://etheatrix01.eplus2.jp/article/85087092.html 池田 20年くらい前から2人の念願だったんだけど、「お化け屋敷」や「見世物小屋」みたいなものをやり…
見てきました。2F、B列。傾斜がきついこともあって、意外と見やすい席でした。ただし、劇場内の通路をよく俳優が出入りするのは見えませんでしたけど。 阿妹はさすがの歌唱力。岸谷五朗と中村獅童は、声域があっていれば悪くないんだろうけども……阿妹が高か…
お久しぶり、の上川隆也主演。クロノスシリーズです。 上川隆也の前回って、なんだっけ?「TRUTH」?うーん、かなり久しぶり。今回は、この人の芝居なんだろうなー、上川隆也の。 というくらい、よかったですよ、上川くん。私は特段彼のファンというわけでは…
夏のお楽しみ「子供のためのシェイクスピア」の演出をやっている山崎清介が、池袋に出来た新しい劇場で始める新シリーズ。出演者も半分は「子供の〜」のカンパニーの面々。 大人がくすっと笑える6つの短編をつなげたようなストーリー。大人のためのチェーホ…
「新感線」「いのうえ歌舞伎」という符合はついているけれども、あまり新感線っぽくない芝居。 唯一、右近さんがギャグ担当(?)だったけど、粟根さんすら新感線の匂いが薄かった。ってギャグがなくて大阪弁じゃなかったからか。 悪くはなかったけど、開幕…
月曜日は各劇団とも休演日に指定されていることが多いためか、どうも会場には演劇人が多くいたらしい。階段に座布団敷いて座っている人も多し。その中にはサトエリちゃんもいましたよ。周囲の人と挨拶したりしていたので、そのあたりも演劇人なのだろうか。 …
本谷有希子の芝居は、いつも私の神経の何かにさわる。おもしろいんだけど、触れてほしくないところに触れて、ちょっといらいらする感じ。 東京で女優になるという夢に破れて田舎に戻ってくることに激しく抵抗する娘の話で、またその娘が家を出るきっかけとい…
年末のナイロンの公演は、クリスマス前になんでこんな暗いテーマを?と思うようなものが多い気がするが、今回も暗め。でも、よかった。 作家の父と精神を病む母を持つ三姉妹の物語。長女の犬山イヌコに思わず気持ちが入り込んでしまいました。長女は10代のう…
しばらく書くのをお休みしてました。この間にフィルメックスで6本、中国映画祭で1本見ているのですが、それはまた別途書きます。 さて、キャラメルの今年のクリスマスツアーは「トリツカレ男」。キャラメルのクリスマス、って感じのお芝居です。 まだこれか…
ソワレ。 三軒茶屋に来るときは十中八九パブリックシアターなのだけど、本日はシアタートラム。ここはいつ以来かなー……前に来たのは小林聡美の「夢十夜」だったような。 グループる・ばるは「八百屋のお告げ」に続いて2本目。今回は女優三人のみの芝居でした…
赤坂レッドシアター。初めて聞く劇場名。どこだそれ。 ……検索したところ、赤坂見附の駅の裏にできたホテルの地下2Fにある劇場でした。大きさとしては、シアターTOPSとか吉祥寺シアターくらいの感じ。 久しぶりに赤坂見附駅方面から歩いてみたけど、なんかあ…
マチネ、N列。 自分でチケットを取っていないので、事前知識まるでなし。あ、演出は白井さんで、キャラメルの細見くんが出ていることだけは知っていました。 これはある意味よかったかもしれない。先入観なしで見られたから。 主役のメッキ・メッサーは吉田…
ソワレ、Y列。 過去何度か、「古田新太がパンツ一丁で走り回る舞台が観たい」などと書きつのっていた私であるが、もう当分そんなことは言わないであろう。 というくらい、十分見せていただきました、パンツ一丁の古田新太を。たぶん上演時間の半分以上、パン…
オセロは、松嶋尚美をダンダンブエノで観ていたので、ちょっと楽しみにしていたのだけども。 できない人じゃないんだと思うけど、お稽古不足だったんではないでしょうか。 「お元気ですか」という手紙の書き出しの台詞にしても、その手紙の書き手が違ったり…
「次世代を担う演劇人育成公演」という冠のついた、この日の公演。 平成19年度文化庁芸術団体人材育成支援事業、らしい。 キャスト表を見ると、岡内さんだけ対象外になっていて、ちょっと笑った。そりゃ若手じゃないもんな。 「橋を渡ったら泣け」、私は未見…
劇団☆新感線の右近さんが出るという理由だけで見に行った。 日替わりゲストで、他の日もちょっと心引かれるゲストがいたのだけども、歌っている右近さんが観たかったんだよねえ。 でも、途中撃沈。役者さんが悪かったわけじゃないと思うんだけど……疲れがたま…
これまで芝居でラサール石井を観て「いいなあ」と思ったことがあまりなかったのだけど、これはよかった。美男じゃないけど中年男の色気とずるがしこさとがあって。 あと、篠井英介。あだな年増女がこれ以上うまい人がいるでしょうか? 六角精児もよかったな…
恩田陸が初めて芝居のホンを書く、というこの芝居。 俳優座ロビーにはずらりと出版社からの花かご。ちょっと珍しい雰囲気。 「人はその場にいない人の話をする」というキャッチコピーと、喪服の5人の役者のチラシにはいろいろ想像を掻き立てられましたが。 …
二回目の観劇。 今日は、文化会館で今やっているウルフェス話がアドリブであちこち入ってきて、役者さんたちそんなにウルフェスに行きたいのか?と勘ぐってしまった(笑)。 今回のチャンピオン祭りは、若手蔵出し公演の趣。古田新太が脱がない代わりにエマち…
仕事が終わらず、休憩後から入場。残念。でもとりあえず話にはついていけた。 M.O.P.っぽい芝居だったなあ。艦長は「子供な大人」をやらせるといいですね。前回の「ズビズバ。」もよかったけど。 ところで。今回小市慢太郎は出ていなかったのだが、途中まで…
……なっがいタイトルですな。開演前から劇場内に流れる音楽が、むか〜しの曲ばっかり。「キャプテン・フューチャー」の主題歌なんて誰が知っとんねん!と誰ともなしにつっこんでみる。 チャンピオン祭りにふさわしく、ネタ芝居です。筋書きなどどうでもよろし…
事前情報まるでなしに見に行きました。ソワレ、F列。ロシアものとは思ってなかったので意表を突かれる。チェーホフの伝記みたいな筋立て。 役者6名とピアニスト(音楽は生演奏)、ってこの構成どこかで観たことがあるような……。あ、あれだ、三谷幸喜の「コン…
毎年、学校が夏休みに入る頃に行われる子供のためのシェイクスピア東京公演。 今年もこの「夏のおたのしみ」がやってきました。 ソワレ、D列。 今年、「夏の夜の夢」は2回目。前回は新国立劇場にて。あのなが〜い芝居をどうやって子供向けにまとめるつもりな…
なんだか毎週来ているスパイラルホールである。今日も冷房が効いていて、ちと寒い。 さて、劇団ダンダンブエノ第6回公演は、坂東三津五郎出演、脚本は本谷有希子、という組み合わせです。マチネ、4列目。 ダンダンブエノは3回目。1回目は「バナナがすきな人…
ソワレ、8列目。 劇団にとっては再再演、私はエリー(小川江利子)がヒロインほしみだったのを一度観ているので、二回目。初演と再演時のキャストはこちらで紹介されているのでご参照ください(ちなみに、私は「えんげきのページ」で知ったこのまねきねこさ…
今年の夏は、「夏の夜の夢」を2本見ます。7月の「子どものためのシェイクスピア」と、これ。江守徹降板でニュースになった新国立劇場公演です。新国立劇場中劇場です。 この劇場は以前、古田新太の……なんだっけ?(検索してみる)あ、『髑髏城の七人』アカ…
伊藤えん魔率いるファントマの公演。今日は保田圭バージョンではなく、つつみかよこバージョンです。 ネタとしてはおもしろいのだけども、ちょっと長かった。途中で伊藤えん魔のプチネタが入ればいいんだけど、それがないとちとつらい。今日は一瞬意識を失い…
……長いタイトルですが、劇団、本谷有希子。前回は「遭難、」でした。 劇団、本谷有希子については「初期の大人計画みたいな感じ」とはうちの旦那さんが言った言葉ですが、確かに神経に障る感じは言い得て妙かもしれない。 なんというか……痛かった。自分を引…
半年ぶり(http://d.hatena.ne.jp/yizi/20061103#1)の大人計画。 前回の客演は古田新太で、今回は池田成志。成志さんは病気降板の松尾さんの代役だったのだけど、最初から彼に振られていたかのように、急遽代役のイメージはありませんでした。あたりまえか…
今回は岸田國士の脚本をベースにした和装もの(ってナイロンのホームページに書いてあった)。 岸田國士って、実はよく知らなかったりします。知っていることとすれば、「岸田國士戯曲賞」というものがあること、あと岸田今日子と岸田衿子のお父さん、ってこ…